Korkers(コーカーズ)とは?
Korkers (コーカーズ)とは、、?
一般の人は耳慣れないブランド。コーカーズは今から60年以上前に誕生したアメリカのブランドです。
当時のアメリカの川沿いで活動する木こりたちの滑落事故を防ぐべく、スパイク付きの靴を製作したのが始まりの、、
「アウトドアシューズブランド」です。
出典:Korkersより
現代では主に、川釣りを楽しむ釣り人に愛用されています。
こちらが筆者のKorkers POLAR VORTEX 600™です〜上から2番目くらいのグレードの冬靴!
【コーカーズの主な特徴】
・高機能中綿素材(シンサレート)を中綿に使用している。
・BOAシステム(ダイヤル式の着脱方式)採用
・靴底が変えられる!?
コーカーズを実際に使用してみると感動と苦労がありました。
札幌市在住、冬場は雪上でファットバイクに乗りまくり、子供と雪山に長時間滞在する機会も多い筆者が、「コーカーズを考察する」今回は、、
・最強の冬靴をお探しの方
・寒冷地、降雪地帯に旅行を予定されている方から
・いや、寒冷地冬靴の最強はSORE◯でしょう?何言ってるの?と、お考えの方まで
冬の靴選びの参考に、はたまた冬場に、より快適な生活を過ごして頂くキッカケにでもなれば幸いです。
まずその丈感
その丈感に、はいっ!注目〜
ブーツの中でもかなり長い、”長靴といい勝負”の長さです。
(底からの実寸の高さ:約27.0cm )
POLAR VORTEX 600™
出典:Korkersより
深い雪にズッポリでも平気!
この長さがある事で、雪の深い道や水深のある水場なども難なく歩行が可能になってます!
インナーは?
氷点下時の野外で長時間活動しても、全然平気。
3M™ シンサレート™ (高機能中綿素材)を使用しています。この中綿素材は、、
・寒い季節に、より快適に過ごせる素材。
・微細な繊維構造により優れた断熱性を実現。
・「暖かくて、厚くない」がポイントの中綿素材。
内側はヘリンボーンの起毛素材で足入れも暖かく。
シンサレートタグ!
なんと−40°までOK!
寒冷地で冬場、足の霜焼けに悩まされていた筆者にも安心。長時間の使用でも全然冷えません。
BOAシステム
なんと言ってもこれ!BOAシステム。グローブしながらの着脱も楽々です!
BOAの革新的なソリューションは、ダイヤル操作ですばやく、容易に、かつ正確にフィットするように設計されています。
出典:BOA
このダイアルで靴を締め付ける。引っ張ると一瞬で緩む、、発明です。
ウィンタースポーツのブーツにも多用されるBOAシステムは
靴紐を「かじかんだ手で結ぶ&解く」
という作業から完全に解放されます〜。
ソールが交換できる
そしてなんとっ!路面によってソール交換が可能だとっ!?
こちらのボタン式クリップを外しまして、、
元々のゴムソールから、、
氷上ではスパイクソールに変更っ!
スパイクソールは街や室内で履くと滑る&床を傷つけるので注意!
そして驚き!コーカーズの交換用ソールはこんなに種類があります。↓
様々な環境下でも対応できるラインナップが素晴らしいっ!
出典:Korkersより
ベロの形状がヒダ状に
ベロ部分もよく見ると特徴が!
本体部分とベロ部分が繋がっていて外気や水の侵入から守っています。
細かいところですが、ここの隙間からの雪や水の侵入をがっちり防いでいます!
かといって履きずらいわけではありません。非常にスムーズに稼働します。
メリット・デメリット
当然、良いとこばかりでは無いので、メリット&デメリットをまとめます。
メリット
・なんと言っても安心感ある:雪でも氷でもなんでも来い。雪山では最強です。
・ 脱ぎ履きしやすい:BOAシステムは発明品。靴紐いらずは冬靴として非常に優秀。
・ 暖かい:氷点下の屋外でこれを使用してからは霜焼け知らず。
・当然、滑らない。:状況に応じてソールを変えられる冬靴は唯一無二。(筆者は他に見た事ない)
・デザイン性の高さ:雪山用すぎない洗練されたデザイン。アウトドア以外の服装にも合わせやすいです。
デメリット
・ 重い:ゴツいので重さはそれなりにあります。計測した所、左右あわせて1.9kg!
(ちなみにドクターマーチン8ホール=1.4kg)
・ デカい:予備の靴として持ち歩きも一苦労。車に積んでるとかじゃ無いと使いづらい。
これらを総合的に判断し、自分の使用スタイルと合っているか?がポイントですね。
結論
ゴツいが、防寒性&防滑性は最強!シーンによって使い分けるが吉!
仕事柄、「最強の冬靴」ってなんだろう?と色々探して行き着いたのがこのコーカーズでした。
・防寒性
・脱ぎ履きのしやすさ
・滑らなさ
・ルックス
で、寒冷地の街でも着用できる靴の中では明らかに世界最強!これ以上の冬靴は無い!と言っても過言ではありません。
ただ、デカくてゴツい。
冬の街で履く際は時として”オーバースペック”に見えがちですのでご注意ください。
寒冷地の冬場は暴風雪の日や、降雪量の多い日、道がぐちゃぐちゃの日など 「ちょっと外出を躊躇する時」が必ずあります。 でも長靴じゃキマらない。ビブラムの冬底は滑りまくる。そんな時こそコーカーズの出番です。 そんな日にキメるなら非常におすすめですね。
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