<番外編>庭先で出すコーヒーが美味すぎる話

<番外編>

その名もおはようございます!

友人がコーヒー豆の焙煎&テイクアウト店を始めたという事で、行ってきました。

その名も「OHAYOGOZAIMASUCOFFEE」、、、よ、、読みづらい。

「おはようございますコーヒー」店です。なんでそんな名前にしたんでしょう?

「OHAYOGOZAIMASUCOFFEE」の「おはようございます」には欧米で使用される

Good morning(あなたに良い朝が訪れますように)」という願いも込められていますが、

日本古来、歌舞伎界で早くから準備のために芝居小屋に訪れる役者に対して裏方たちが出迎えの際に使っていた

「お早いお着きでございます」

という労いと感謝の意味も込められています

出典:OHAYOGOZAIMASUCOFFEEより

なるほど。日本古来の意味合いもあるんですね。

兎にも角にも突撃です。筆者はコーヒーのプロでは無いのであまり本格的なレポートは出来ませんが

・これからコーヒーを仕事にされたい方や

・立地条件の悪い場所で
商売をされている方

・地元に根付いた商売をされている方

のビジネスの参考になれば幸いです。

変な場所にある。

訪問して驚きです。

筆者
筆者

どこだここ?

用事がなければまず訪れません。神奈川県 横浜市青葉区鴨志田町。(かもしだちょう)筆者も東京に20年近く住んでいましたが初めて訪れました。。

決してメジャーとは言えないこの地で、はたしてコーヒーの商売が成り立つのでしょうか?

近隣駅の東急田園都市線「青葉台駅」からもさらに車で10分くらいかかる。都会なのに奥地。都会なのに田舎。

↓ここがOHAYOGOZAIMASUCOFFEEの場所。

調べたところ横浜市青葉区だけで人口31万人。

青葉区全体が商圏と考えたら十分やれそうです。なるほど、商売にはなりそうだなぁ。

めちゃくちゃ住宅街だ。

まだまだ立地が気になります。そこは

「思いっきり住宅街」

店主が自宅の庭先に小屋を建てて始めたのでこのロケーションで商売がスタートしています。

これが「OHAYOGOZAIMASUCOFFEE」本店だ!

店主曰く、

店主
店主

最初期のアップルコンピューターと一緒のスタイル、、

とのことでした。確かに、アップルも自宅のガレージから始めた事は有名ですよね、、なかなか面白いこと言いますね。ちょっと発想がイっちゃってます w

冷静に考えるとコーヒーって生活に密着しているので、住宅街って意外と相性がいいかもしれません。

出典:OHAYOGOZAIMASUCOFFEEより

ちなみに目の前の道は「小学校の通学路」です。朝、チェックをしてみると主な歩行者は

・小学生
・通勤のサラリーマンが少し


圧倒的に小学生です。店主に聞いてみました。

筆者
筆者

これ、朝、小学生しか通らないじゃん?大丈夫なのこれで??

店主
店主

いや、いいのよこれで。仲良くなったら親御さんが来てくれるし。時々小学生がお小遣いで買ってくれるし。

マ、、マイペースかっ!?

これ、雨の日どうするの?

OHAYOGOZAIMASUCOFFEEの主な業務は

・焙煎した豆を業者へ卸し
・その豆を使ったコーヒーのTAKE OUT販売
・コーヒーにまつわるグッズのセレクト&販売



という形になっているのですがTAKE OUT専門のため、雨の日は完全にコーヒーの販売が停滞します。

出典:ohayogozaimasucoffeeインスタグラムより

雨の日仕事にならないなんて、まるで農作業のような商売の仕方ですね、、豆を売ってるから農家っぽいのか?

色々あるが、美味い。

出典:OHAYOGOZAIMASUCOFFEEより

マニアックな場所にあるだけあって、味は本当に美味い!ちょっと感動するくらい美味い。

これで味が悪かったら本当に誰も来ません。w

なんだか飲んだことのない香りと酸味のバランス。にがすぎる訳でもなく。

自宅用に「エチオピア イリガチェフェ G-1  フローラル」を購入です。うーん!家でも美味い。

香りがめちゃくちゃいいんですよね。

結論

世の中には立地条件が悪くても全く関係ない、特異な商売の仕方が確かにある。

「OHAYOGOZAIMASUCOFFEE」はまだ商売を始めたばかりなので立地の面で色々ハンデキャップはあると思いますが確かに

世の中には立地条件が悪くても、売上があがる商売というスタイルが数多く存在します。

例えば

・山の中にポツンとある、いつも行列の「うどん屋、蕎麦屋」

・過疎地の村になぜか行列の出来る「ラーメン屋」

・ど田舎のいちご農園の横にある、いつ行っても混んでいる「いちご専門アイス屋」

ものすごい田舎で異彩を放つオシャレな「洋服屋」

共通しているのは、

地元にも愛され、遠方からもお客さんが来る、「そこにしかない特別感」を提供できる店舗

ということが分かります。立地条件をものともしないためには店に強烈な個性が必要でした。

そういった意味では「OHAYOGOZAIMASUCOFFEE」は十分個性的ですね。w

コーヒーも美味いがパッケージやデザイン思想も美しいのでその辺も注目です。

贈り物とかにもピッタリ。「美しうまい」ので女性にも喜んでもらえそうです。

実は「都会の奥地」の店舗に行かなくてもECサイトで購入できるらしいです。早く言ってよ〜

出典:「OHAYOGOZAIMASUCOFFEE」ECサイト

コメント

タイトルとURLをコピーしました