<番外編>魚屋で角打ちを体験してみた。

<番外編>

角打ちとは何か?

角打ち (かくうち)とは、

・酒屋の店内において、その店で買った酒を飲むこと。また、それができる酒屋のこと。

上記の意味から派生して、安く飲むことができる立ち飲み屋を「角打ち」と表現することもある。

・元々は北九州が発祥の文化

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

筆者も何度か酒屋の店先の「角打ち」は行ったことがあるのですが、先日静岡を訪れた際、「面白い角打ちに連れて行く」と友人に連れられ訪れました。

その名も大石商店!

魚屋で角打ち。この響きだけで完全に高まっています。※角打ちは酒屋が店先で呑ませるのが一般的。

外観は完全に魚屋。もう、売ってるものも訳が分かりません。なんですか?これ?

完全にパッと見は町の魚屋です。

な、、なんのこっちゃ?!

静岡で採れるメジャーな巻貝でした。

ショーケース横の入り口から恐る恐る入店すると、!!魚屋でもあり、酒屋でもあるのか!?
と見紛うばかりの大量のドリンクが。

自分の欲しいものは勝手に持ってくるスタイルです。

そして値段が書いていない。

現地で結構驚きました。「値段が明記されていない」スタイルの飲食店が結構ある。。
静岡の文化でしょうか?でも「大丈夫、たいしたことないから!」の友人の言葉を信じて注文を進めていきます。。

確かに仕入れ値は流動的でしょうから出し値も流動的なのは本来は当然でしょうね。

この辺マグロが美味いから!の友人の助言通り、静岡県は日本有数の漁業生産量を誇り冷凍マグロの水揚げ量が日本一!

静岡県には、焼津、沼津、清水など、水揚げ量トップクラスの漁港があります。そして清水港はマグロ集積地とも呼ばれ、静岡県はマグロの街とも言われています。

なのでマグロをオーダーです。う、う美味いじゃないか!

さすがマグロの街。そして魚屋だからか!?


ついでにウニも、、角打ちウニ食えませんよなかなか

そして民家

なにが驚いたって、客席の横が居間になっていてすぐ住居のリビングスタイルです。お分かりでしょうか?昭和のあのスタイル。

店舗兼住居。奥のほうでお店の人の家族の生活感が丸見えのあの懐かしさ。
お孫さんがすぐそこで宿題やってます。

これは、、懐かし〜。昭和にワープした感じがします。令和なのに。最高じゃないですか!

このケースの中に氷が入っています。セルフセルフ!
もうこの生活感がたまらんです。お孫さんの絵&さかなクンのサインの価値は同列です。

この奥で宿題やってますから。えらい!

結論

大石商店最高。また来たい。本当は近所にあれば通いたい。

最高の角打ちに連れて行って頂き友人に感謝です。初めてのタイプの角打ちスタイルにヤられました。

・リーズナブル
・新鮮な海鮮が美味い。
・ノスタルジック昭和スタイル


場所は街から離れたところにあるのですが、お客さんが絶えず来る人気店というのも頷けます。

タクシーを配車してでもここに来るお客さんが多数。しかも店頭で魚も売れている。
そして呑んだ後のお土産まで作っている。。激しい商売のスタイルです。

下記にリンクを貼っておきますので行かれる際は予約が吉ですね。

大石商店

予約可  ラストオーダー18:00
現在、魚屋の中で飲むことができる中飲みは静岡県内の方限定営業中。
日によって店内飲食ができないこともあるので行く際は必ずお店に確認を!

出典:食べログHPより
町の魚屋が無くなっていく昨今ですが、魚屋の底力を見た気がしました。

大石商店さんは店頭の販売、角打ちの他に

・宴会や法事の仕出し
・酒の販売(半分酒屋でもあるんですね。)
・隣の宴会場で宴会(10〜160名!!??)

まで出来ます。地元にしっかり根を張りながら多角的に展開。勉強になります!!

となりの宴会場も相当デカいです。

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