TATTOOでも入れるサウナが三笠にもあったので行ってみた。

TATTOO OKサウナ施設

その名は、湯の元温泉旅館

炭鉱の街、北海道三笠市にその温泉はあります。札幌からは車で1時間半ほどで到着です。札幌から富良野へ向かう道すがら、

桂沢湖の手前のうっそうとした森の中にポツン、、とその温泉は鎮座しています。北海道民の常日頃の移動距離を考えると、札幌からは「近所」といって構わないと思います。

毎度の事ですがTATTOO、刺青に本能的な嫌悪感のある方は読むのをご遠慮ください。

デザイナーなので多少TATTOOが入っているのですが、サウナを覚えてからというもの、少し窮屈に感じています。もちろん分かっています。基本、温泉施設に入れない事は。

知っててTATTOOを入れました。でも、犯罪者でも無いし、カタギの仕事してるし、しっかり納税もしてるし、選挙は欠かさず行くし、なんならその辺のおじさんより大人しくマナーを守り綺麗に入浴出来ます。

痰を吐いたり、サウナ後に水風呂にそのまま入ったり、毛染めをしたりしません。ここでは同じ様な悩みを持たれる方に、実際に筆者が浴場側にOKなのを確認して入浴したサウナ付き温泉施設をご紹介していくシリーズです。

早速問い合わせてみる

行ってみて入浴出来ない、入浴出来たとしても追い出される(実体験あり。頭を洗っている最中に、お客さんすいません、うちTATTOOだめなんで、、と。い、、今?)

というのは嫌なので事前に電話で問い合わせます。

「すいません、あのー、、入浴の際、TATTOOが若干入っているのですがどうでしょうか?入れますでしょうか?」

「あ、ウチはそういうの全然大丈夫なんで問題ないですよ〜入り口にお断りの表記していますけど全然気にしないで下さい!」

との事、、心強すぎます。

いざ訪問

日帰り入浴目的で突撃しました。建物自体は昭和の趣を残す古い感じですが、旅館風の建物で趣があって良い感じです。早速入り口にはこちらの表記が、、

しっかりお断りされていますが、善良なTATTOOならウエルカム。

入り口の売店には炭鉱の街、三笠名物「アンモナイトの化石」が、、危うく買うところでした。先輩が昔言ってました。「ヴィンテージの世界は行き着くと化石の収集になる」と。なんか分かる気がします。

買いやすい価格帯。ちょっと欲しい。でも、どこに置くのか、、テレビの横か??

大浴場+小さなサウナ+露天風呂

大浴場は自然光がたくさん入る大きな窓で外の森を感じる事ができます。また、外には露天風呂があって、ととのい椅子もあり。いかんせん森なので春夏は虫が露天風呂に大量に入りますが、網が置いてありますので自分で排除してください。

サウナ室のポイント
・自動ボイラー式

・MAX3人用だが、大人2人でパンパン。要するに狭い。個室のように使うのが吉

・室温80~90℃のドライサウナ。戸の開け閉めで熱が逃げやすいので注意。

・椅子にタオルが引いてあります。

整いポイント
・水風呂は無し。

・大浴場入り口に水かめがあり、手桶で冷水を浴びるシステム。

・水かめは使用後に水道から水を補充しておくのが良い。

・露天にととのい椅子あり。外気浴が可能

その他ポイント
・夏場はお得意のカメムシが大量発生する模様。夏はカメムシと戦える人のみ入浴して下さい。

冬場は未体験ですが外で雪ダイブが可能と思われます。


↓こちらが露天風呂。大自然の中なので虫が大量に湯に入ります。

出典:湯の元温泉旅館公式HPより

結論

森の中の温泉旅館。どの季節でも最高です。

湯の元温泉旅館最高です。TATTOO問題なし。なにかで読んだのですが、現在のオーナーが2代目でプロレスラー出身だとか、、見た目は昭和の旅館ですが、多様性に理解のあるオーナーが経営されていて非常に面白い施設です。

近くにキャンプ施設も多いので、夏はキャンプの合間に、冬はスキーの後に。ツーリングのお客さんもちらほらお見かけしました。

かなり穴場的で人も少なく、おすすめの施設でした。

最近料金改定があったようです。昨今燃料が高騰してます。森の中にもその影響が、、
冬も行ってみたいのですが、この辺りは冬場の降雪量がハンパでは無いため、雪道が不慣れな人は避けた方が良さそうです。峠道になっているのでカーブがキツいのとホワイトアウトして帰れなくなります。

あ、宿泊ももちろん出来るのでその時は泊まれば良いですね。

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