冬の寒冷地 FATBIKEの弱点5選

FAT BIKE 冬の自転車

基本的には最高

冬の発明「FATBIKE基本的には最高です。
前回記事↓
冬の寒冷地での移動手段はFATBIKEがおすすめな理由

ただし、乗っててわかる弱点がございます。この弱点をもう少し解消できればもっと最高になるんですけどね。

もしこれから導入を検討されている人はこの辺の弱点がある事を最初に理解した上で購入をお勧めします。

やはり転ぶ。

当然ですが、2つしかタイヤがないので不安定です。自分の人生と一緒です。

いくらタイヤが太くても、スパイクタイヤ装着で滑りづらくてもイク時はイキます。アイスバーンにシャーベットトップなんかを踏んだら一気に持っていかれます。

そして雪道だからダメージ少なそうと思ったらそんな事はございません。

転ぶ時は大体がアイスバーンでカッチカチの為、大ダメージを受けることも多いです。

雪が深すぎると進めない

あまりにも新雪で深く積もると前に進みません。そんな時はかなり軽いギアで走破するのですが
体感ですが30cm以上の深さだと前進がかなり困難になって来ます。

深いと雪の抵抗で前に進みづらくなる

FATBIKEなのでまだ走破力があり、前進できますがこれが、マウンテンバイクタイプだと雪にタイヤが深く刺さって進めませんでした。

FATBIKEの方がやはりタフな道でも進めますね。

狭い歩道ではすごく邪魔もの扱い

交通量の多い道路の場合はやむなく歩道に入るのですが、歩道の除雪幅がすごく狭い場所があります。

そんな細い除雪幅の道に入ってしまうと歩行者で詰まっていたり、すれ違いもし辛く最悪です

歩行者からの目線も冷たく完全に邪魔もの扱い。

この様な歩道は出来るだけかわしつつ、裏道を攻めながら目的地に向かう事を心がけないといけません。

人が進むのを待つしかない。

泥除けつけても泥ハネする

日中に晴れ間が広がると路面の雪が溶けてすぐシャバシャバになります。この状態の時は泥ハネがひどいです。

フロントフェンダー

前後に泥除けのフェンダーや、リアのキャリア下に泥除け板を設置しているのである程度ガードできるのですが、どうしても隙間からハネて来ます。

あまり上質な洋服を着ていると泥だらけになるので注意が必要です。

リアキャリアの下にプラ板加工でフェンダー代わりにも

長距離乗って汗だくになると大変

長距離の移動をする際には完全防寒仕様(上下機能インナー着用、スパイクシューズ、ダウンジャケット、防寒グローブなど)で出発しますが、完全防寒ゆえ、一度汗をかくと汗だくです。

外気温は氷点下でも1人で汗だく、邪魔になるので脱ぐ事も出来ず、完全にビシャビシャに。ジャケットを脱いだら冷えるし、かなり不快です。

筆者は普段メリノウールなどの機能インナーを着用していますが、首周りや顔まわりがビシャビシャになります。

ここはアパレルでもっと解決の余地がありそうな課題ですね。

結論

弱点は色々ありますが、それを持って余りある良い点がたくさんあります。

弱点をよく理解しながら出来るだけ克服し、楽しくFATBIKEライフを送っていきましょう。

今回は色々な弱点を挙げましたが、やはり一番ヤバいのが「転倒」です。怪我しますし痛いですから。

アイスバーンにシャーベットトップの道を事前に察知したので、サッと自転車から降りて押しながら通るを実践したら、靴が滑って自転車ごと転倒しました。

歩くよりスパイクタイヤのFATBIKEの方が滑らない場合も数多くあります。
路面の状況を把握しながら対応するが吉ですね。

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