時々絵を買っています。
特殊な例だとは思うのですが、筆者は時々「絵を買っています。」
自分でブランドを運営しているため、商品を作る際にベースに使用したり、ロゴや絵の感度を上げるために好きなアーティストにお願いして描いていただいたりするのですが、一般の方だとポストカードやポスター、写真集や画集くらいしか身近に触れる機会がないと思いますので
今日は「原画を買う方法」をご紹介します。
アトリエに潜入です。
※すでに著名な方から買う方法ではなく、アンダーグラウンドで活躍されている、きらりと光るアーティストの方の絵を買う方法のご紹介です。
著名な方の作品は個展に行って高い値段を出して買って下さい。
好きなアーティストを探す
まずはここからです。好きな作品を探し、それを作成しているアーティストを見つけるところから。都市部にお住まいであれば感度の高いアーティストが住んでいたりします。
政令都市サイズの場所には大体アーティストが住んでいる印象です。せっかくなのでお住まいのエリアで活動しているアーティストを探すのが応援にもなりますし、コンタクトも取りやすいのでお勧めです。
もし、お住まいのエリアで目ぼしい方がいない場合はインスタ、SNS等で好きなアーティストを探していくのが良いです。
コンタクトを取る
メールやDMがわかれば直接コンタクトを取ってやり取りを開始します。
出来れば
・お気に入りのアーティストの人を知っている人に繋いでもらう。
・その人が出てるイベントなどに行って話しかけ自然と仲良くなる。
・繋がってから依頼&発注していく。
のですが、誰も繋がっていない場合は直接DMでも構いません
必要な情報としては
・今ある作品が欲しいのか?
・オリジナルで描いて欲しいのか?
・オリジナルで描いてもらう場合の方向性
・大体の予算
の話をなんとなくします。これもメールでやり取りは慣れていないと失礼な時がある(無謀な予算感とか、アーティストの得意としない方向性の依頼を投げるとか)ので出来れば直接話ができた方がトラブルを少なく抑えられます。
正式に発注をする
アンダーグラウンドのアーティストの方々に発注をする際は大体が口頭での発注です。発注書などは存在しません。
すでにある作品を購入する場合ではなく、オリジナルで作成していただく場合は「じゃ、進行よろしくお願いします」だけです。そして、納品時期も人によりまちまちです。
アーティストも日々戦っています!
納期をきっちり指定してくる方もいれば、催促しても全く上がらないパターンも多々あります。
そこはそういうものと思って納品時期は寛容に見ておきましょう。
支払いは作品の仕上がりと同時に発生するパターンがほとんどで、手付金などは発生しないので、「上がってくるまで支払いは発生しません」先方も収入を得るためには仕上げないといけないので必ず上げてはもらえるはずです。
気長に待つのが吉です。
受け取る
作品が上がった連絡を受けて受け取ります。受け取りの形態は色々です。
・手書き原画
・手書き原画+データ
・データのみ
その後どういう使い方をするのか?や、アーティストの人の特性によってデータ渡しもできる人なのか、手書き原画なのかが変わってきます。
グラフィックデザインを並行してやっている方も多いのでデータ渡しという方法も多いです。
手書き原画だけの人は主に「大御所の方」「TATOOを本業としている方」「手書きの絵画がメインの方」に多いです。またこの受け取りの際に現金での支払いが普通です。銀行振り込みや、カード決済は基本個人でやられてる人が多いため対応していないと思った方が良いです。
値段に関しては完全に言い値です。
関係性が出来てくれば交渉なんかも可能な場合もありますが、筆者の場合は基本リスペクトをもって値段の交渉はしません。(真面目にやってるアーティストでそんな無茶苦茶言ってくる人ほぼいないです。)
領収書は大体発行してもらえることが多いです。
結論
身近なアーティストの作品を愛でると生活が楽しくなる。
アートは素晴らしく、心からいいと思うものに囲まれていると生活の質が向上します。
また、身近なアーティストを応援することで生活も彩り豊かになります。絵やデザインを商品にしない人でも家に好きなアーティストの作品が飾られている状態はおすすめです。
ひょんなことから仲良くなったtacbluemonkey氏のアトリエにお邪魔し、ヤベ絵(やばい絵の事)を買いました。これをデザインに落とし込むのが楽しみです。
みんな違ってそれで良い!「different world」ヤバい
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