釧路のつぶ貝専門店が「選択と集中」の商売だった。

寒冷地の食べ物

つぶ貝専門店?

友人
友人

釧路につぶ貝の専門店あるよ。おもしろいよ。

筆者
筆者

つ、、つぶ貝専門店ってなによ?

友人から聞いた情報によると

「釧路にはつぶ貝だけ出す専門店」

があるらしい、、なんだそりゃ!? 日々様々な商売の業態を研究している筆者が恐る恐る突撃したところ、そこには

選択と集中の商売を地で行く、洗練された個性的な商売の業態がありました。

・ご自分で飲食店を経営されている方

・新しい商売の形態を模索されている方から

・ただの貝好き、道東好きの方まで


なにかのヒントになれば幸いです。

釧路ってどこ?

北海道の東側、道東の街、釧路。

港の街なので海産物が有名です。

そこに「つぶ貝専門店」はあります。札幌からは車で6時間くらい。

筆者
筆者

道民でも結構遠い〜

(釧路への旅行は釧路空港や道東の空港を利用するとアクセスが便利です。)

かどや。

筆者
筆者

到着です。その名も「かど屋」さん

見た目が最高。老舗の香りがプンプンします。

つぶ焼きと、、ラ、、ラーメン?なぜその組み合わせ?
イイぜ、この切り絵みたいなデザイン。

くぅう〜素敵なのれん。

もう、見た目から完全に高まっております。

メニューが超シンプル

いざ入店!カウンターとテーブル席合わせて約20席位。決して大きくはありません。

入店時間はPM22:00〜ですがお客さんがひっきりなしに入ってきています。

なんとか座り、メニューを見ると、、

筆者
筆者

すんげぇ〜シンプルっ!

創業57年!(2023年段階)ヤバし!

・食べ物が2種類(つぶ貝、ラーメン)

・飲み物は3種類(ビール、お酒、ジュース) 
合計5種類のみ!

この5種類のみで商売してるぅぅ〜すげー

多品種を売りに、「なんでもあるスタイル」の居酒屋との違いがすごいです。

つぶ。そしてラーメン

筆者
筆者

当然2種類ある食べ物、「つぶ焼き+ラーメン」をオーダーします。

一見たこ焼きみたいな感じで、、

どーん!貝毒は除去済ですのでそのまま全部食せます。

からの真っ黒ラーメンどーん!

・つぶ貝に入ってる「スープ」をまず飲みます。その後に身を引き抜きます。

・つぶ貝5個は結構なボリュームです。つまみと思ってあなどれません。


・真っ黒のラーメンは意外とあっさり!出汁をつぶ貝で取った醤油ラーメンです。

筆者
筆者

うむむ、呑んだ後の〆に相性抜群じゃないか、、!

結論

つぶ貝専門店には「専門店」の個性と信頼がありました。

特化型に価値を感じる

・現代では何でもそろっているのは当たり前で、それよりも専門店で変わったメニューやこだわりをメニューを食べることに魅力を感じる傾向があります。

コストパフォーマンスの高さ

・専門店の強みはコストパフォーマンスの良さにあります。

・メニューを特化することにより、低コストで高品質なサービスを提供できます。

・特化型の専門店であれば食材の数も減りますし、まとめて仕入れられるため原価も抑えやすいです。

・食品ロスのリスクも軽減できるので、たくさんのメニューをそろえている総合居酒屋よりもリーズナブルな価格設定がしやすくなる傾向があります。

こうした特徴により、コスパを重視する消費者の獲得にもつながります。

信頼性

・「専門店」という冠をつけることによって信頼性もアップするので、店のファンさえ作れれば、サービスに価値を見い出す人が増えていき、売り上げも上がっていきます。

※ただ、50年以上前と現代では状況が違うので、「かど屋」さんがこの辺を戦略的に狙ってやっていたのかはナゾです。

もしかして、こんな戦略なんて実はそもそも全くなくて。

近くの海でつぶ貝とって、焼きながら酒でも出してたら、酔っ払いがたくさんくるからラーメンも作って出したのが始まりでそのまま専門店みたいになっちゃったのか?

みたいな気がしないでもないです。w

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