北海道に即席麺の種類が多い理由

寒冷地の食べ物

やきっぺを知っていますか?

例の如く「北海道にしかない独自の焼そば」を発見し調べていました。

以前のリサーチ結果はこちら↓
北海道になぜかホンコンやきそばが存在する理由

その名もやきっぺ。なんですかその名前?ちょっと「いなかっぺ」っぽい昭和懐かしいレトロ感。

可愛い名前。何度でも呼びたくなる。おーいやきっぺ〜

出典:東洋水産公式HPより

メーカーサイトを調べていると、、

やきっぺは即席麺の超大手メーカー「まるちゃん:東洋水産」が製造販売していました。北海道の会社ではないですが、長い事ご当地商品を販売してローカル化しているケースです。(やきそば弁当もそれ)

あれ?やきっぺ以外にも北海道限定の袋入り即席麺がゴロゴロある、、こんなにあるんだ、、

でもなんで?ひょっとしてお土産需要?

出典:東洋水産公式HPより

なぜこんなに限定だらけ?

商品サイトを検索しているとあるわあるわ「北海道限定」品が。

全部同じだと思っていた赤いきつねシリーズは東西で味が違いつつ北海道だけ別の出汁ですし、ご当地焼きそば即席麺の代表格、やきそば弁当は8種類もあるし、、

全くみたことない商品もゴロゴロ。とにかくすごい品番数ありますね。

出典:東洋水産公式HPより

全国と品番数を比較してみると

即席麺(カップ・袋麺)全品番数をエリアごとに算出してみます。や、、やはり、、

どちらも商品数が一番多いのは北海道エリアでした。

結論

雪の降る寒冷地では保存食として即席麺の需要が大きい。お土産需要ではない!

カップ麺の消費量・消費金額において全国No.1は青森県なのですが同じ様な冬場の厳しい環境が札幌でも消費量を押し上げる一因となっているようです。

外に出られないからこそ、家で手軽に食事を済ませたい、その際にカップ麺、即席麺が保存食として便利だという理由ですね。

冬場に作物が採れない寒冷地では、塩辛い漬物をおかずに冬場の食事を済ませていました。その塩辛い食べ物を好む舌と、保存食を食べる食習慣が、カップ麺の消費の一因になっているとの説ですね。

そして何より札幌圏で人口約200万人という都市のため、必然的に種類が多くなっている事が分かりました。

赤いきつねと緑のたぬきには北海道限定の「乱切り山菜そば」なるものがあります。そば好きの筆者としては気になるところです。

過去記事はこちら↓
北海道は「そば」も美味いのを知っていますか?

全く気にしてなかったので全然見たことないけど今度探してみよう。

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