北海道は「そば」も美味いのを知っていますか?

寒冷地の食べ物

美味しいものは沢山ありますが。

海鮮、スープカレーにラーメン。そしてジンギスカンなど北海道の名物料理は数多くありますが、

筆者
筆者

「そば、異常に美味い」のをご存じでしょうか??

筆者も移住してくるまで知りませんでした。あまり有名では無いのですが、

実は北海道のそば、個性の強いそばが多く、異常に美味い。

そんな北海道の「そば」事情を深掘りしていきます。

・北海道の蕎麦事情に興味のある方

・やっぱり蕎麦は長野だよねぇ〜の方から

・蕎麦食べてたら痩せるとか言っているメタボの男性の方まで

北海道のそばを少しでも知って頂くお役にたてれば幸いです。

そばの収穫量が日本一でした。

筆者
筆者

意外でした!

実はそばの収穫量は日本で北海道が一番。もっと信州とか山形が抜きに出ているのかと思っていましたが、やはり土地サイズのデカさが効いているんですね。

また、そば自体が農業限界地(緯度や標高の高い寒冷地)で栽培されるので美味しいそばは、霧が立ち込める「霧下」、火山灰土などが条件とされています。

この地元産そば粉の入手のし易さも「そば美味い」理由の1つだと考えられます。

出典:農林水産省HPより

ちなみに日本三代そばって?

岩手県盛岡市・花巻市:わんこそば

「ハイ、どっこい。じゃんじゃん」という掛け声とともに、お給仕さんによって手元の椀にひと口分ほどの蕎麦が投げ込まれ、客側が、断るまで食べ続けるのが「わんこそば」。

祭礼や婚礼などで大勢の人が集まる宴会に、接待料理として「そば振る舞い」というしきたりがあることから、自然発生した「おもてなし」料理と考えることもできます。

長野県長野市:戸隠そば

挽きぐるみ(玄そばの甘皮を取らずに挽くもの)で、「ぼっち盛り」と呼ばれる独特の盛り付けで出されます。

もともと戸隠高原で産する玄そばは、霧下そば、火山灰土で、珍重されました。その香り、風味を損なわないように、石臼で挽く昔ながらの店が多いのも特徴。

島根県松江市・出雲市:出雲そば

玄そば(殻のついたそばの実)をそのまま挽き込む「挽きぐるみ」。

多くの店では石臼で挽くため、香り、風味が熱で損なわれないのが特徴。冷たい「割子そば」は、そばつゆをそばにかけて味わうのが定番。

温かい「釜揚げそば」(そばつゆをそばにかけて味わいます)は、伝統の味です。

うーん。どれも美味そうです。ですが、北海道のそばが全然入ってないじゃないか??

筆者
筆者

カスってもいないし。どうなっちゃってるんでしょうか?

北海道の個性的なそば達

ありすぎて紹介しきれませんが、、筆者がいつも足繁く通っている店と、最近頂いて衝撃を受けたそばを簡単にご紹介します。

札幌編

まずはこちら。札幌「板そばなみ喜」さんの「とり天板」(板は中盛りサイズを指します)

筆者
筆者

美味い。そば自体がめちゃくちゃ美味い。

十割の平打ち田舎そばでそのまま食べたらそばのいい香りが、、まずはそのまま、そしてつゆで。

また自家製のつゆも美味い。名物の鳥天は国産鳥胸肉を使用。柔らかくしっとりと仕上がっている。

衣は薄くサクサク。もう、蕎麦湯もドロっとして美味い。死ぬ。

筆者が足繁く通う、異常な美味さの蕎麦屋です。


また、このそばが美味い事。。

こちらも札幌「そば処叶庵」さん

ここはそば自体も美味いのですが、”とりもつ”をふんだんにスープに入れた「とりもつそば」、つゆの代わりにとりもつに付けて食べる「とりもつせいろ」が有名です。

田舎そば、更科が選べます。田舎そばはゴリゴリの太麺。

筆者
筆者

美味い。美味すぎる。とりもつも美味い。

こちらも筆者が足繁く通う、異常な美味さの蕎麦屋です。 死ぬ〜

滝川編

こちら滝川の「滝そば」さん こちらでは「冷やし天ぷらそば」をオーダーすると、このような盛りでお出ましになられました。

冷たいそばの上に天ぷらのかき揚げ+海老。このスタイルは初めてです。

筆者
筆者

かき揚げの高さがいい感じに高いので気分も揚がります。

かき揚げは、ちょっと天かす的な崩し方で食べるのが良さそうです。そば自体も非常に美味い。


遠軽編

こちら遠軽の「手打ちそば奏」さん「牛そぼろの冷やし坦々蕎麦」完全に創作系そば。美味い。食った事無い、坦々そば。弱冠邪道ではございますが、美味いのでOK。

筆者
筆者

そば自体も非常に美味しゅうございます。


全然紹介出来ませんでしたので、おいおい紹介していきます。

結論

北海道はそばも美味いのでもっとみんなに知ってほしい。

今回まとめてて「本人の好みの問題」もあると感じました。

筆者は「十割の太い田舎そば」の喉越しや香り、ゴリゴリ感が好きなのですが、そうゆう蕎麦を出すお店が北海道は多いのかもしれません。

そして、いい意味で蕎麦の歴史が浅いため「決まったスタイルがない」のも強みです。なので個店が独自の努力をして、それぞれのスタイルで商売をしている。。

面白美味い!引き続き調査して行きます。

ちなみに世界のそばの生産量は、2020年の国連食糧農業機関の統計によると、約181万トンとなっています。生産量が多い国は、

第1位がロシアで89万2千トン

第2位が中国で50万4千トン、

第3位がウクライナで9万7千トン、

第4位がアメリカで8万6千トン、

第5位がブラジル6万5千トン、

日本の生産量は約4万5千トンで、世界で6番目になります。

ロシア・ウクライナ・東ヨーロッパの料理にはガレット、カーシャ(ソバの実のおかゆ)、ブリヌイ(そば粉入りのパンケーキ)、中国ではヘイロ(モンゴル地方の押し出しそば)、モルンチフ(練ったそばを、ちぎって猫の耳ぐらいの大きさに伸ばしてゆでた料理)があります。

ロシアが日本の約20倍生産してる、、世界の食糧庫じゃん!?色々思うことありますね。
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