ビアガーデンに行きました。
北海道札幌市で毎年夏に開催される「札幌大通りビアガーデン」街の中心部、大通公園の5丁目~8丁目、10丁目、11丁目で開催されています。今年は3年ぶりにこの夏の風物詩が開催されました。
夏なので「ビアガーデンでビールでも嗜みたい」という事で早速突撃です。
そこは札幌ドイツ村
そうそう、折角なのでオクトーバーフェスでお馴染みのドイツビールを楽しみたい。西11丁目会場はコンセプトが「札幌ドイツ村」で正に理想的。若者も少なく落ち着いた大人の雰囲気も魅力です。
コレコレ!!
完全に高まってます。
早速ビールをオーダーしようと思ったら、、
ちょっと待ってくれ!えらく値段が高くないですか??
350mlのプラコップのビール1杯=¥1,250??
500mlのグラス1杯=¥1,600??
たっか!ほんと?
全然ガブガブ飲めないんですけど。何でこんなに高いの??完全にさっきまでの勢いはありません。
結局別の会場で飲みましたが、どうも釈然としない、、これは調査が必要ですね。
ビールが高すぎないか??
どのくらい値上がりしている?
昨今の円安、原油価格の高騰、輸送コストの上昇で輸入品が割高になっているのは十分理解していますが、それにしても高すぎないか?
実際にドイツ村の過去実績よりどのくらい値上がりしているのか、調べます。2019年はと、、今年と銘柄が違いますが「フランツカーナーのヴァイスピア」は共通していました。
2019年
400mlのグラス1杯=¥1,250(¥3,1/1ml)
1000mlの大ジョッキ1杯=¥2,800 (¥2,8/1ml)
2022年
350mlのプラコップのビール1杯=¥1,250(¥3,6/1ml)
500mlのグラス1杯=¥1,600(¥3.2/1ml)
1000mlの大ジョッキ1杯=¥3,000 (¥3,0/1ml)
値上げの目眩しだかなんだか分からないんですが、以前と提供する銘柄、サイズも変わってます。
要するに以前に比べ¥100〜¥200位は値上がりしている感じです。
これが2019年のメニュー
そもそもドイツビールってそんな高いんでしたっけ??
ドイツに行った事ありますが、ビールが安くて毎日ビールばっかり飲んでた記憶しかないのですが、、
銘柄の国内の適正価格がどのくらいなのか?今年メインで展開している「ホフブロイ」に絞り調べてみました。
比較対象は本場ドイツの世界一有名なビアホール「ホフブロイハウス」の樽生が飲める認定ビアレストランを調べてみます。ここがおそらく国内の値段の基準値でしょう?
ホフブロイハウス認定!東京でホフブロイの樽生が揃う!バイエルン王国の貴族が飲んでいたビールをご賞味ください
出典:ドイツビアレストランカイザーホフ公式HPより
あれ?ビアガーデンより高い、、
結論
ビアガーデンのドイツビール高くない。むしろ少し安いが、国産ビールと比較すると3倍くらい高い。
ホフブロイが「バイエルン王国の貴族が飲んでいたビール」という事で高級ドイツビールでした。
なので良いビール。日本国内で飲んだら値段もこの位するのはおかしくない。
筆者は居酒屋で普段頼む、中ジョッキ¥480〜¥580を基準にしている人間なので3倍の値段に驚いたのですが、個人の価値観の問題で、良いビールを飲みたい人が行く所という位置付けでした。
適正価格って生活水準や価値観によって人それぞれ感じ方が全く違います。
このビールを「おっ!ちょっと手頃でイイね!?」と感じる人もいるはず。
単価は高いので理解ある少ない人数にじっくりリピートしてもらうという商売の仕方でした。
洋服の世界とも似ていますね。

よくよく考えてみると、「嗜好品」ってそもそもそういうモノですよね。 ・時計とか ・車とか ・ブランド品とか なんで筆者が驚いたのか?を掘り下げてみるとビールを「嗜好品」と捉えていなく、「生活必需品」の枠で捉えていた事が分かってしまいました。思いがけず自分発見! ※その後クラフトビールにハマりましたので必然的にビール単価の価値観が上がっております。美味いビールって全然違いますよねぇ〜w

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