旭川にある
以前から”なんかすごいらしい”と噂に聞いていました。旭川を代表するホルモン屋、、
「馬場ホルモン」
札幌から車で約2時間半、北海道の中でも北部に位置する旭川市にそのホルモン屋さんはございます。
今回初めて突撃するとそこは驚きの光景が、、
マジでメニューが1種類なの!?本気かっ⁉︎
ロードサインはこちら。赤ベースに白!スイス国旗と一緒の配色です。きっと中立的です。
馬場ホルモンに突撃してみたら商売の基本のシンプルさを突き詰めたデザインがありました。
札幌市在住で北海道内の様々な「なんか引っかかる」飲食店に突撃を繰り返す筆者が、「馬場ホルモン」を初めて体験する今回は、、
・馬場ホルモンに興味をお持ちの方
・旭川って夜、何を食べたら良いんだか分からない方から
・全国のホルモンフリークの方まで
初めて訪問する際の参考に、はたまた旭川観光の参考にでもなれば幸いです。
パッと見、昭和な店舗
外から外観を確認するとそこにはかなり味のある、これぞっ!て感じの店構え。
このいかにも昭和な昔懐かしい”のれん街”にある店舗で、馬場ホルモンは営まれています。
外観からかなりバイブスが高まっていますっ!!
ワクワクします。このぶち壊れたネオンっ!
冬場の平日なので空いてましたが普段は並びが必須の様です。
コレコレ〜この暖簾〜
営業時間は4時間半のストロングスタイル!
扉にはPM4:00からと記載してありますが、手書きの案内は4:30〜?? ど、、どっち!?
情報が錯綜していますが、そこも昭和っぽい!細かいことは気にしないっw
商品はただ一つ
入店して席に着くと、、メニューが存在しません。そしてスタッフの方も注文を取りに来ません。
・・・・・・・・・
あれ、、?メニューは?
はいホルモンどうぞ〜
に、人数分ホルモンが自動で出てきたっ!
まず七輪が卓上に用意されます。そしてホルモンが自動で出てきます。
イッツ・オートマーチックッ!
馬場ホルモンには「部位ごとのメニュー」というものは存在しません。
「色々な部位の入ったミックスホルモン皿:1人前セット」
を何人前欲しいのか?食べ物はそれだけです。
食べ物メニューはホルモンのみ。ライスもない! 野菜は一緒に付いてくるタマネギだけっ!
強烈に新鮮なホルモンミックス!味付きですのでこのまま食べます。
ホルモンと酒しかないので、ライスや野菜が欲しい人は持ち込み自由!おぎにりなどを持ち込んでもOKです。
その際ゴミは持ち帰る事と店内に記載してありました。
店内写真はNGでした、、
飲みもの物は角打ちスタイル
そして飲み物は冷蔵庫に入っている瓶ビールや缶チューハイ類をオーダーする
「角打ちスタイル」
生ビールは無し。ハイボールもジョッキでは出てきませんっ!
缶のままドンっ!
メニューが無いので、自分がどのくらい使ったのか分かりませんが大丈夫。
会計時にお店の方が、何人前食べたか?何を飲んだか?をチェックしてくれます。
とにかく、恐ろしく安い!
【筆者の場合】
・瓶ビール×1本
・ハイボール×1缶
・ホルモン2人前
を食べて¥1500位。結構お腹もいっぱいです。すげぇコストパフォーマンスです。
この商売の仕方って、、
今までも北海道で何度も目撃した、「選択と集中」のデザイン、仕組みの設計。
「馬場ホルモン」も商売のやり方自体がデザインされていました。
過去記事は↓です。北海道はこの選択と集中のスタイルのお店が本当に多いですねぇ〜
・釧路のつぶ貝専門店が「選択と集中」の商売だった。
・北海道には「バーベキュー屋さん」がある。
・東千歳バーベキューのメニューが3種類でいい理由
結論
「馬場ホルモン」のメニューが無いのはデザインされた、選択と集中のビジネスモデルだ。
店の公式HPが存在していないので、はっきりと調べられなかったのですが、30年以上前に訪れた記録を発見したので結構老舗。
「旭川でホルモンといえばここ」ともいえる有名なホルモン屋さんでした。
それにしても商売として「選択と集中」がかなり勉強になります。
・食べ物のメニューは1つ
・ドリンクはアリもの、角打ちスタイル
・焼きはセルフ。ご飯を持ち込んでもOK
店側の手間を極限まで省いたオペレーション。だからコストも値段も抑えられて、非常に安く結果、
「お客さんがホルモンを食べたい日に勝手に集まる」
みんなシステムを理解し食べているし、客の回転も早いっ!う〜ん、、デザインされているなぁ〜
馬場ホルモンは北海道のジンギスカン&ホルモン店に時々見られる「煙すごい」店ですが、通常準備されている、 「服を煙から守るビニール袋」 なんか存在しません。昭和ワイルドスタイルなので。 訪問の際はオシャレ着では無く、すぐ洗えるような着衣で訪問がお勧めですね。
旭川でラーメンといえば、筆者おすすめは、、↓
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