レコードコンビニって何?
東京都・日本橋 オフィス街でみんな忙しそうなこの街に、噂によるとレコード屋+コンビニ、
その名も「レコードコンビニ」があるらしい、、
な、なにそれ?その2ジャンルって共存可能なの?どんなデザインになってるの?w
日本橋の端っこ!隅田川から程近い場所に「レコードコンビニ」はありました。
※Google mapだと”ヤマザキショップ(Yショップ)上総屋店”という表示ですが間違いなくここです。
札幌市在住でレコード好きの筆者は、日頃から実際に中古レコード店を巡りチェックしています。
そんな筆者が「レコードコンビニ」の疑問を調査するとそこには、、
驚きの新業態!便利な「コンビニエンスストア」で不便なレコード売る店がありました!
そんな今回は、、
・レコードに触れたことはないけど興味はある方
・若かりし頃、西新宿のレコード街に入り浸っていた方から
・配信でしか音楽を聞かない方まで
面白スポットの参考に、はたまた東京観光の参考にでもなれば幸いです。
まずは外観
到着しましたが、、あれ?普通のコンビニ??
あれ?ヤマザキショップ?
一見すると普通のヤマザキショップ。どこにでもある「ローカル系コンビニ」そのもの。
なんら変わった所はございません、、
ぱっと見、普通ですが、何やら7inch(小さいレコードのこと)らしきものが??
いや、確かにレコードコンビニだっ!
外から、ちょっと見ただけでは普通のヤマザキショップですが、、
入店すると、、
た、、確かにコンビニだ!
品揃えは少し少なく感じましたが、確かにコンビニ!飲み物もちゃんと冷やされている、、
弁当やお惣菜なんかはほぼ無く、パンの種類も少ない感じですが、、
ベースは確かにコンビニですっ!
確かにレコード売っている
そして店内の一角を注視すると、、
レコード&懐かしの”シングルCD”が陳列してありますよ。。
カップラーメンの横に7inchがあるよ、、?
和物を中心とした品揃えっ!
普通のコンビニであれば雑誌、イートインスペースに該当する場所にレコードがドーン!と陳列。
コンビニ内でイベントも開催されている!
そして「レコードコンビニ」では、なんとっ!
店内でDJイベントも開催されていました。
その他にも落語や怪談を聞くイベント、フリーマーケット、日本酒を楽しむイベントも開いてきた実績がありました。
もう、コンビニじゃなくて文化の発信基地じゃん。w
ここはクラブ、ではない。劇場や相撲部屋が並ぶ東京都中央区日本橋浜町の一角にあるコンビニ
出典:東京新聞
「Yショップ上総屋」。
週末の夜などに、パンや菓子の棚が並ぶ店内の奥にある「DJブース」からレコードを流すイベントを開く。
来場者は千円前後の入場料を払った後、商品棚の飲み物やスナック菓子を買って店内で過ごす。
チェーンストア(なのか?)の枠組みに捕らわれず、個性を出しまくるレコードコンビニ。
コンビニ大手チェーンでは決して許されないであろう、自由度がレコードコンビニにはありました。
非常に面白い。今まで見たことないっ!
結論
レコードコンビニから新たな文化が生まれている。
レコードコンビニはコンビニエンス・ストアのそもそもの概念、
「生活必需品をいつでも買える便利な店」
という概念をくつがえしていました。
店内に設けられたのは二千五百枚以上の大量の中古レコード売り場。
中古レコードといえば「嗜好品」。その特徴は、、、
・プレーヤーが無いと聴けない(不便)
・場所を取る(邪魔)
・傷がつきやすい、劣化しやすい(不便)
など、その存在全てが過去の産物。音楽をデータで聴く世代にとっては全く触ったことのないメディア。
全然、生活必需品では無いっ!人によってはすごく邪魔!w
そんな嗜好品のレコードを誰でも入りやすい間口の広い「コンビニ」と融合させることにより、
全く新しい商売や客層の広がり方をして、「レコードコンビニ」が成り立っていました。
和物中心のラインナップですがレコード好きの方はお近くに行ったらオススメのお店でした!
・普通のコンビニだと思って入ってきた女性客が怪訝な顔してすぐ出ていかれたのを目撃しました、、w ・レコードコンビニにはオリジナルアパレルやグッズも多数店頭で販売されています。ファミリーマートの「コンビニエンスウェア」とは一線を画す、レコード好きっぽいアクの強いラインナップ。w ぜひご賞味あれ。
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