平取町とは?
北海道平取町。札幌から車で2時間くらい、人口約4500人の小さな町です。
そんな平取町に関する興味深い話を友人より聞きました。
平取町にUFOの基地あるから調べてみ!面白いからっ!
は!?UFOの基地?そんなものが北海道に存在するの?
UFOやレプティリアンの存在を信じている筆者としては「UFOの基地がある」と聞いたら避けて通れません。
今回は北海道、平取町にあるUFO基地、その名も「ハヨピラ自然公園跡」に突撃しました。
ちょっと怖いなぁ〜北海道版エリア51みたいになっていたらどうしよう??
昭和のUFOトレンドを強烈に感じるハヨピラ自然公園跡に突撃した所、そこには
「UFO基地」が現存している理由がありました。下手したらUFOにサラわれる危険を伴う今回は、、
・UFOカルチャー好きの方
・ムーを愛読している方から
・すでに人間界に宇宙人はかなり混ざっているのではないか?とお考えの方まで
今後の考え方の参考に、または地域創生のアイディア立案にでもお役に立てれば幸いです。
だれがUFO基地をつくった?
「ハヨピラ」は1967(昭和42)年に
CBA(COSMIC BROTHERHOOD ASSOCIATION/宇宙友好協会)なる組織が
UFOとコンタクトするために作った基地だという。
現在入り口は閉鎖状態
災害の影響?で閉園してます。壊れているのでしょうか?
CBAとは?
・1957(昭和32)年8月に航空ジャーナリストの松村雄亮氏によって設立されたUFO研究団
・空飛ぶ円盤との接触と交流を目的とした。
・1959(昭和34)年頃から創設者の松村氏が宇宙人とのコンタクト成功を主張しカルト化
・1960〜1962(昭和35〜37)年にポールシフトとそれに伴う大洪水が起こるという終末論を主張したが、予言は外れ、一層カルト色を強めていく。
・1967(昭和42)年「ハヨピラ」が建設されたが、業者に発注するのではなく会員自らによって設計や土木作業が行われたため非常に難航した。
・公園完成後、松村氏の発病もあり、CBAは活力を失い消滅した。
そもそもは、UFO研究からカルト教団化した団体が作っていました。
CBA:宇宙友好協会の詳細はこちら↓
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
なぜここにUFO基地?
もともとこの平取町はアイヌ民族の方が多く住んでいた土地です。
この地に降臨したと言い伝えのあるアイヌの始祖・オキクルミを讃え、UFOとコンタクトするために作った基地だという事がわかりました。
(オキクルミは実際にアイヌの創世神話に登場する英雄神)
オキクルミがUFOを呼んでいます。
石像もありました。
「ハヨピラ」はアイヌ語で「武装した崖」を意味し、一帯の斜面はアイヌの創世神話に関わる聖地とされています。それがこの場所の名前の由来になっていました。
UFO崇拝から、なぜアイヌの始祖・オキクルミを讃えたのか?はよく分かりませんでした。
その後に町が管理?
CBA解散後、公園は町に寄贈され「ハヨピラ自然公園」となりました。
動物のフンが階段にいっぱいあって不気味です。
マムシが大量発生らしい、、
階段がめちゃくちゃ急坂です。素人施工なので
閉園時期は不詳ですが、2002年時点ではUFOより上のピラミッド型祭壇部分のみが立入禁止となっていたらしく、2004年頃までに閉園したようです。
UFOは実際に来たのか?
では、実際にUFOは来たのか?色々調べてみましたが、、
それらしき情報は皆無!ここにUFO来てないんじゃ?
↓調べを進めると、毎日新聞でも記事になってました。
出典:毎日新聞 幻の「UFO基地」 北海道・平取
インターネットもない時代、、50年以上昔の施設で当時の情報もあまり残っていないのですが、この辺りは人の少ない山間の町。基地にUFOが着陸してても気づかないかもしれません。
結論
平取町でUFOの目撃情報は頻発していない。
建設当時の事はよく分からなかったのですが、近年はこの施設の閉鎖とともにUFOの事は忘れ去られ、地元でも全く話題になってない、時々廃墟マニアや筆者のような変わり者が訪れるまさに「廃墟」でした。
デザインのことだけ考えると非常に独創的で面白い公園?なのですが、古くて危険だから撤去or町の観光に活かすという案も
「費用がかかるためストップ」して
今後の対応もグレーという昭和の負の遺産、第3セクターのノリで放置されていました。
Google mapにすら載ってなかったので登録しておきました!↓
ハヨピラの内部動画はこちらが詳しいです↓
ネット上を色々調べていたら、 「20年くらい前にハヨピラ公園でUFOを呼ぶロケをしたら、黒い車数台に追いかけ回された」 という嘘みたいな怖い話の動画を発見しました。そんな事、、あるぅ〜!?
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