郊外ドライブイン品揃えの謎を解く

寒冷地の食べ物

道の駅じゃ無い。ドライブイン

札幌から約2時間。スキーリゾートで有名な「ニセコ」エリアに向かう途中に昔ながらのドライブインを発見しました。その名も

「ドライブイン栄」

いかにも昭和感漂うルックス!

もうね、無茶苦茶ですよ。店頭が。

筆者
筆者

な、、なんだここはっ!?いつからあるんだっ!?

こちらのドライブイン、なにやら様子がちがう、、?

普通のドライブインといえば、、

今でいう「道の駅」。

ドライブインは昭和の名残りの呼び方で「長距離ドライバーの休憩所」的な役割を占めていたはずなのですが、、?

筆者
筆者

ぜんぜん様子がちがうっ!何を売っているのでしょう??

実際に潜入してみると、「こちらのドライブインは、オーナーさんの個人的な販路」だという事が分かりました。

北海道移住した筆者が、たまたま見つけた郊外のドライブインを考察する今回は、、

・道の駅をよく利用される方

・カバノアナタケをご存知の方から

・札幌からニセコ方面に観光で向かわれる方まで

カバノアナタケ入手の参考に、はたまた郊外ドライブインを気にするきっかけにでもなれば幸いです。

野菜、果物

まず目に入ったのは、「野菜やくだもの」の看板でした。そして八百屋さん風に店頭に並べられています。

筆者
筆者

まあ、この辺は想定内ですが、、野菜の直売所的な感じでしょうか?

かぼちゃとか、、

山ぶどうは試食も出来て、、

看板メニューのとうもろこしはシーズンOFFで無し、、

カバノアナタケ

車で走っていてこの看板が目に入ったので、気になりすぎてUターン。なんなんでしょう?

カバ・アナタケ、、

カヴァ・アナタケ?フランス語のような響き、、気になりすぎる。

筆者
筆者

な、なんだこれ!?炭?

これなに?木炭?

500g/¥5,000、、高いのか?安いのか?

筆者
筆者

すいませーん!これなんですか?

店主らしきおじいちゃん
店主らしきおじいちゃん

カバノアタケだょ。お茶にして飲むんだよぉ。

う、うん、聞いても全然わかりません。戻って調べてみると、、きのこでした。↓

チャーガは、きのこの1種。和名はカバノアナタケ

寒い地域で育ち、主な産地はロシアである。日本では北海道で発見することができる。

主に白樺の木に寄生し、10-15年かけて成長する。見た目は黒くゴツゴツしたコブの様で、大きいものでは直径約30cmになる。

最終的に白樺の木の栄養分を全て奪い取って枯らしてしまうと考えられていたため、「白樺のがん」とよばれていた。

しかし、研究が進むにつれて、チャーガの成分の健康効果が明らかになり、現在は発見困難な貴重なきのことして「幻のきのこ」「森のダイヤモンド」とよばれるようになった。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

日本で北海道にしか無い、「森のダイヤモンド」がここで売っております!ビックリ!w

つぼ

そしてもっとよく見てみると、、はちみつや雑穀に混ざって、、つぼ売ってる!しかも意外と値段する!w

筆者
筆者

なぜにつぼ売ってる?

手前のつぼ、¥10,000しますから。

ジャンク品

ちょっと面白さを感じてもっとじっくり見てみると、、、?き、、木彫りも売ってる!なんならレジも売っちゃってる!

もう、売れそうなものはなんでも売っちゃうスタイルです。

筆者
筆者

値札が付いているので売り物だということがわかります。

とにかく全部¥10,000ですね。右側にはレジが売っている、、

結論

時代とともに形を変えた「ドライブイン」が終わりの時を静かに待っていた。

昔の情報がまるでないので分かりませんがおそらくバブル期などは、観光バスがたくさん集まる郊外ドライブインだったと思われます。

そんなドライブインが当時の役目を終え、オーナーさんの

・自分で収穫した山の幸

・ドライブインで使用していた装飾品

・ドライブインで使用していた店舗備品

を販売する場所になっていました。少しずつ不要なものを減らしていきつつ終焉を迎えようとする昭和ドライブインの最終形態を目撃しました。

筆者
筆者

売れそうなものは全部売るスタイルっ!

ちなみに、手打ちそばとか書いてありますけど、そんなものが出てくる気配は全くありません。


おそらく昔は出されていたのだと思うのですが、時代の変化とともに今のスタイルになったんでしょうね。。時代の移ろいを感じます。

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