乾燥〇〇を自宅で精製してみた。

寒冷地の食べ物

北海道で親しまれている辛い青唐辛子

北海道では唐辛子の事を「なんばん」と言います。

これは「南蛮からし」に由来し、明治時代中期に岩手県から導入され栽培が始まった唐辛子が北海道の気候風土に適応し定着したと考えられています。

その中でも特に辛い「激辛なんばん」という品種があります。その名前からもわかる通り非常に強い辛味があるのが特徴です。形はインゲンのように細長く、曲がっていて先端は尖っています。

これが「激辛南蛮」です。

激辛なんばんは、旬の時期は、6〜9月の夏の時期 。主に北海道旭川市での栽培が盛んです。

赤い一味唐辛子は良く見ますが、青唐辛子を使用した一味唐辛子ってあんまり見たことないな、、?

なんででしょう?もしや美味しいのでは??緑の一味唐辛子、、あれ、もしや商機ある!?

これが一般的な一味唐辛子


精製してみます。(大袈裟)

カラカラに乾燥させる。

まずは激辛南蛮を乾燥させます。これを書いている寒冷地の冬場は天日干しが出来ません。
(乾かない、時間がかかる、)

乾燥にあまりにも時間がかかると腐るという情報もありますので食品乾燥機/フードドライヤーを入手し乾燥させます。

↓こちらを入手しました。


お試しに4本。この時点で47g(トレー別で)です。

そして70℃で10時間ほど乾燥させます。それでも結構時間かかりますね。。

取り出す、そして粉砕する

10時間後、出来ました!しわっしわの乾燥南蛮が完成です。

これで裁断すると鷹の爪って感じですが、これをミルで粉々にしてみます。

水分が抜けてかなり軽くなりますね。

ヘタを取ってミルで粉砕します。

この時点でタネが辛いので辛さをキープするため、抜かないで粉砕します。

完成しました。

完成です。
乾燥南蛮=「激辛南蛮一味唐辛子」。。

思ったより緑じゃないな、、、乾燥させると発色が落ちますね。
総量も10分の1位になったし、、思ったより少ない。。

<実食してみる>
・うん。辛い!普通の一味唐辛子くらい辛い!

・緑味が沈んでしまい、見た目の面白さがない。ハーブ風の見た目になった。

・特有の爽やかな匂いが飛んで無臭。

結論

商機は無し。普通の一味唐辛子で十分だった

趣味で家で使うのだったら良いのですが、わざわざ作らなくても良いし、もちろん買うほどでもない。

・一味唐辛子の方が見た目も辛そう。

・コスト的にも高くなる。

・見た目の色もイマイチ。

・爽やかな鼻に抜ける香りが無くなった。

・良くも悪くも普通。癖が無い。辛すぎるとか、匂いがスゴイとかの驚きもない。

上記の理由から商売としては成り立たなそうでした。だから世の中にあまりないのか〜w
次回は旬の時期に今一度大量にトライしてみようと思います。

飲食関係の友人がやたら多いので何か絡めないかな〜と思いこんな事してますが、
今のところ成功したことはありません。。

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