クラブ「ゲットー」は本当にゲットーなのか?潜入してみる。

寒冷地 ちょっと昔の話

札幌にあるクラブ「ゲットー」

札幌にある知る人ぞ知るクラブ「ゲットー」。観光客の方なんか来ません。

(実は来てるのかもしれませんが)

地元の音楽フリーク達に古くから愛されているクラブです。しかし、、名前からして不穏です。

治安が悪そうです。絡まれたり、金を巻き上げられたりしないでしょうか??名前通りゲットーな場所なのでしょうか?

恐る恐る潜入調査を開始します。

札幌HIPHOPの聖地として、数々のアーティストを輩出し、札幌で一番古いと言われているクラブ

[GHETTO]

数少ない本物志向のクラブであり、コアな音楽フリーク達に愛され続け、そして長い間札幌のシーンにおいて不動の位置に立ち続けている。

出典:Event Searchより

クラブゲットーに潜入したら、お客さんみんな音楽好きの良質な大人だった話をお届けします。

・札幌の夜の遊び場をお探しの方から

・最近とんとご無沙汰の大人の方まで


夜遊びの参考になれば幸いです。

そもそもゲットーとは何か?

そもそも「ゲットー」とは現代では「貧民街」を指しますがその語源のルーツはナチスドイツにありました。

強制収容所=治安も悪く、不衛生で荒れた生活環境からその呼び名が流用されていった事がわかります。

ゲットー(ghetto)は、ヨーロッパ諸都市内でユダヤ人が強制的に住まわされた居住地区である。

第二次世界大戦時、東欧諸国に侵攻したナチス・ドイツがユダヤ人絶滅を策して設けた強制収容所もこう呼ばれる。

 アメリカ合衆国などの大都市におけるマイノリティの密集居住地をさすこともある。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

まずは外観

クラブ「ゲットー」は観光地で有名な札幌二条市場の裏にあります。

この扉がゲットーの入り口です。扉を開くと地下へと降りる階段がつながっています。

ここから地下へ、、おびただしい数のステッカーが。

看板も出ていないのでよく見ないと分かりません。
ゲットーらしくライトは赤!

入り口からかなりゲットー感強めです。。

入店してキャッシャーを抜けると、、

机がドラム缶です。かなりのゲットー感。そしてなにやら天井にボロボロのビニールが!

よく見るとエアコンの暖気が抜けないようにしているのか??そんなものはお手製で作るDIYゲットー感。

さすがです。

もうね、机はドラム缶ですから。

なんだ!?なんなんだ?

さすがに店内が暗い。

さすがゲットーです。暗い!これぞクラブ。

バーカウンターを抜けるとフロアになっているのですが真っ暗&ミラーボールで人の顔があまり見えません。これは「音に集中できる環境」とも言えます。

写真が暗くてよく分かりませんが、バーカウンターです。
DJブースではかなり強面の人がプレイしています。ゲットー感が半端ではありません。

あ!強面の方は「札幌ナンバーワンスカバンド:髭楽団」のウッドベース担当、キングキンタさんでした。。

筆者
筆者

失礼しました。ゲットーの主かと思いました。

トイレがアレのあれだ。

そしてトイレがクラブのアレです。落書きだらけのステッカーだらけ!!これはゲットー感が強いですねぇ〜

もうね、凄いんです。

トイレの設備自体は新しめ。壁がめちゃくちゃだからそう見えないだけ。

結論

クラブ「ゲットー」に貧民はいないし、貧民街ではない。

当たり前なんですけど、入場料やドリンク代がかかるので浮浪者とか全くお金を持っていない人は入れませんのでその類の人はいません。

また、音楽好きが集まるクラブなのでお客さんの質は高く、いたってフレンドリー。大人の耳の肥えた人たちが集まる文化的なクラブでした。

よって、絡まれたり金を巻き上げられたりしません。なんなら奢ってもらいました。

ゲットーなのは箱の雰囲気とDIY精神だけでもマイノリティの密集地ではあるかもしれません。笑


トイレにこんな張り紙が貼ってあったのですが、
前述した様にステッカーと落書きだらけだったのですが、、?

この張り紙はどのタイミングで
掲示したのか?これ以上増やしたくないという事か?謎が残ります。。



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