寒冷地 冬の落とし物

寒冷地生活スタイル

冬は落とし物が多い。

最近落とし物しましたか?筆者も以前は財布や携帯をよく落としていましたが、対策を行うことによりほぼ改善出来ました。(飲み過ぎない事。)

↓遺失物取扱状況(令和3年中)

出典 警視庁公式HPより 遺失物取扱状況(令和3年中)

こちらのデータは最新の「全国落とし物事情」です。紙ものやカードなどの落とし物が一番多いことが分かります。

・証明書類は免許やID系、マイナンバーカードなどカード系。
・有価証券類は株券を落としているわけでは無く紙幣、硬貨系。


どちらにせよ財布の中に入るような、よく出し入れする小さく細かいものを落としやすいことが分かります。

寒冷地によくある冬の落とし物

少し気温が上がる日があると、今までの圧雪された路面が溶けてきます。50cm以上圧雪された雪の層が溶けるのでものすごく深くなります。そして車がスタックして埋まり、歩行者も埋まり、自慢のFATBIKEも足を取られて走れず、、

そしてその無茶苦茶になった路面が夜間に再度凍りつき、、ザクザク路面の完成です。

見た目よりかなり深いです。

このザクザク路面がかなり曲者で、硬いので車に深刻なダメージを与えます。寒冷地は車高が高い車が多いのはこの足場の悪さの影響を受けない為もあります。(もちろんアウトドア趣味の人もいますが)

inataroによるPixabayからの画像 

ザクザク路面だと高低差がありつつ硬い為、車の腹下やフェンダーにあたると、
車にダメージを与えます。
結果、車のパーツが破損します。

そして落とし物が町中に落ちる。

落ちている。家の前に。車の腹下の巨大なカバーが

腹下?
フロント?
容赦無く落ちてます。

車の腹下やフェンダーを擦るようなザクザク路面になっている時はドライバーも必死です。下手したらそのままスタックして動けなくなる。

その為ザクザク路面の場所を出来るだけ素早く通り過ぎようとします。ちょっと衝撃やダメージを感じてもスタックするよりマシです。

そのため巨大なパーツの落下に気づかず素早く移動し結果、パーツが置き去りになります。

判定不明ですが車のパーツですね

冬場に野外で路面も濡れている中で車の腹下を覗き込む人はあまり多くないため、持ち主は落としたことにほぼ気づかず、誰も回収には来ません。冬の街のオブジェ化し、行政の回収を待つのみです。

札幌市の遺失物を調べていたら「タイヤ」を落としている人がいます。おそらく腹下のスペアタイヤですが巨大な冬の落とし物ですね。

出典 北海道警察HP 落とし物情報

タイヤの落とし物みーつけた!

結論

寒冷地では車高の高い車が吉

車高を下げている訳でもないのに寒冷地の冬の悪路は腹下やフェンダーを容赦なく痛めつけます。

また融雪剤(水に融解して電解液になる塩)を撒くのでほったらかしにしていると車の腹下が錆びてくるという特徴もあります。

これらを解決するため車高の高い車は理にかなっています。

車高が高いほうが冬の移動ストレスをかなり減らせると思われるので寒冷地で車購入を検討されている方は是非参考にして下さい。

なんだかフロントフェンダーがガタガタしてると思ったら、以前リペアした箇所を雪で擦ってフェンダーが割れてました。よくよく周りを見てみるとフェンダーにダメージのある車が多いです。

車屋さんこれ、もっとマーケティングに活かしたら良いと思います。4WDとか電気自動車とかハイブリッドだとかだけでなく「車高高いガソリン車で燃費もいい」みたいなうたい方が出来ると車の売れ方変わる気がします。

(寒冷地での電気自動車は冬場放電するので渋滞にハマると危険と言われています。)潜在的にみんな困ってますよね。
ぶつけた訳ではない。雪の悪路でこうなります。

どんなシュチュエーションで靴片方だけ落としたんだろ??

コメント

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