かっこいい除雪車両選手権

寒冷地生活スタイル

寒冷地は毎年雪が降りまくってます。

毎年のことですが、筆者の住む札幌では雪が沢山降ります。一晩で+50cm〜なんてことも、、
そんな中大活躍しているのは、夜間〜深夜に働く車、、「除雪車」

雪国のヒーローです。これがやってくると皆、やったー!除雪(車)入ってる!です。

近所でお見かけしないと、悲しい気持ちになる。すぐ会いたい。

夜間に「ゴゴゴ」って除雪の音聞こえるとホッとする。

そんな「雪国の冬の恋人」除雪車。
よくみたら無骨でかっこいい。戦車っぽくもあり、まさに働く車。

今日はこの魅力を掘り下げてみます。

様々な種類の除雪車がある。

一言で「除雪車」と言っても様々なタイプがあります。
区分としては大型、中型、小型、多機能型の4種類があり、用途としては

・空港用
・高速道路用
・市街地用
・狭い道や歩道用
など、場所や用途に合わせた機種があります。


民間会社や行政のものとその所有も多岐に渡りますが、一番身近な「公道を除雪する行政の除雪車」にフォーカスします。

黄色い車体のものをよく見かけますが、実は各ユーザー毎に色指定して作っています。

※発注後にメーカーで組み上げています。

・北海道開発局/フレッシュグリーン
・北海道庁/ダークグリーン
・札幌市/ブルー
・NEXCO/黄色

し、、知らんかった、、

出典:GAZOOより

冬の幹線道路の花形はこれだ!

国道や主要幹線道路が雪で埋まってしまうと、交通が麻痺し都市に混乱が生じるため、行政もかなり力を入れた除雪、排雪(道路から端によせた雪を運ぶ作業)が行われています。

その中で代表的な4台はこちら。

本命!タイヤショベル(除雪ドーザ)
先端を折り曲げることが出来るため、片側だけでは無く、両側に雪を寄せることが出来ます。
小回りが利くため交差点やバスベイ、狭い道路や障害物の多い住宅街などあらゆる場所で活躍します。

サイズ(一例):全長L=7.98m、全幅W=3.24m、全高H=3.48m
価格:約700~2,000万円


軍用車みたいだ、、除雪グレーダ
幅の広い道路で使用する機械で、車体中央部についているブレードで雪を道路脇に寄せたり、凸凹になった路面を削って平らにします。

サイズ(一例):全長L=9.765m、全幅W=2.42m、全高H=3.41m
価格:約1,900~4,500万円

除雪トラック (排雪用ではない)
主に郊外での幅の広い道路で使用され、車体中央部にはブレードを併せ持つ機械です。

サイズ(一例):全長L=10.56m、全幅W=3.30m、全高H=3.70m

価格:約3,500~4,500万円

大型ロータリ除雪車 (家庭用除雪機の巨大版)
雪で狭くなった道路の幅を広げる作業や運搬排雪でのダンプトラックへの積み込みに使用します。前面の歯を高速で回転させ雪を破砕し、ブロワにより雪を巻き上げシュートから投雪します。

サイズ(一例):全長L=7.95m、全幅W=2.60m、全高H=3.58m
価格:約1,900~4,100万円

出典:札幌市公式HP

それにしても流石に高い!やはり全部オーダーで作ってますからね、、

結論

除雪グレーダーが一番かっこいい

すいません、完全に主観&見た目です。この巨大な車両が街中に展開されているとアガります!

「おぉ、、あのカーブ曲がれるのか??」

「お!かなり繊細な動きしてる!」


除雪車両は(特に行政の大型のものは)交通量の減った夕方から出動し、深夜帯で活動しています。

遠くからこの巨大車両が街に展開されていくのを見ると、戦争で有事の際、軍用車両が街に展開するのもこんな感じかなぁ?と錯覚します。

作業をされている人たちは雪や寒さと戦う深夜の戦争。

あなた達のおかげで日中、普通に車に乗れてます。ありがとうございます!

本当は一番強烈な除雪車は「一車線後方積込型ロータリ除雪車」が圧巻の迫力なんですが、2台がかりでフェアじゃないので今回は単体の迫力で選考しました。

前の車両が雪をロータリーで吸い込み、後ろのトラックに直接積む。これはド迫力!!

出典:株式会社NICHIJO公式HPより

民間のパワーを感じる魔改造の除雪車も発見済みです。
ショベル絶対動かない、、w

コメント

タイトルとURLをコピーしました