ワカサギ釣りのコストと釣果が全く合わない訳。

寒冷地の食べ物

寒冷地冬のレジャーといえばワカサギ釣り。

寒冷地の冬のレジャーといえば「ワカサギ釣り」が有名です。

筆者の住む札幌近郊も氷の張った川や湖でワカサギ釣りを楽しむのが冬の風物詩になっています。

今日はこの「ワカサギ釣り」にフォーカスを当てて調べてみます。

新篠津村へGO!

札幌から車で約1時間。新篠津村は人口約2800人の小さな村です。

村にある「しのつ湖」では、夏場のウグイやフナが釣れるだけではなく、冬はワカサギ釣りが楽しめる場所として村内外から人が訪れ大人気のスポットです。

出典:タップの湯公式HPより

道の駅との複合施設です。

ワカサギ釣りって寒そうだな、、?

屋根付きの釣り小屋なので、雪の降る日でも誰でも気軽にワカサギ釣りを楽しむことが出来ます。

これは良いですね!?寒くなさそうです。氷上の釣りという事でいままで敬遠していましたがこれなら初心者でもイケそうです。

なんなら一式レンタル可能。手ぶらでGO出来て非常に便利。

訪れる日は土日なので事前に予約を入れて訪問です。

出典:たっぷの湯温泉より

こんな感じの小屋の中で釣ります。下は湖。

コストはいくら?

肝心のコストはいくらくらいかかるのでしょうか?

出典:タップの湯公式HPより

意外とコストかかるなぁ、、、? 週末に家族4人で行ったら、入浴券(たっぷの湯という温泉施設が併設されています)付きで、

¥2900×2人+¥1500×1人+(3歳以下1人無料)=¥7300(total 2h30m)

中々のレジャーですね。。
※札幌近郊をいろいろ調べてみましたが、「ワカサギ釣り」で一番リーズナブルなラインがここでした。

ちなみに釣ったワカサギはレストランで調理してもらえます。

いざ、勝負!

まずは受付を済ませ、釣り一式をレンタルです。手ぶらで楽しむ事が可能で楽々!コストかかってますので、、

そして予約したビニールハウス小屋に案内されます。小屋の中はストーブもあり、ポカポカです。

道具を受け取って、、

これが今回の小屋。今思うと不吉な数字、、9(苦)

いざ、釣りを開始です。よくテレビで見るワカサギ釣りってすずなりにジャンジャン釣れているイメージだったので、余裕だろ〜と思っていたら、、、

釣れない。

見えてるのにぜんぜん釣れない。悲しい。

筆者が下手すぎるのか?ここのワカサギが辛すぎるのか?

結果1匹も釣れませんでした。。!

天プラの心配なんてしてる場合じゃありませんでした。すいませんでした。

冷静になって考えてみると

ちょっと、一旦落ち着きましょう。。考えちゃ駄目なの分かってますが、
ワカサギって一体いくらするんだ?

2022年12月の豊洲市場におけるワカサギの平均卸価格は1キロ当たり1,317円。

出典:GD freak!より

卸値なので実際の小売値が倍だとして1kg/¥2600

小さいワカサギ1匹=4gだとして
1kg=1000g なので1000:4=250匹。

道具一式のレンタルとか小屋の設営、それに伴う人件費もかかっているので全額元を取ろうとは思っていませんが、なんとなく元を取ろうとすると、

200匹くらい釣らないと合わない!笑 無理!

結論

ワカサギ釣りはワカサギを釣る体験を売っている。

よく分かったのは「ワカサギ釣り体験」はワカサギを売っている訳では全くなく、

氷の湖(もしくは河川)の上で釣りをするという体験を販売しているという事でした。

非日常的な氷上の釣り。この環境下でしか中々出来ない、レジャー体験。そこに付加価値をつけて販売しているまさに「物:モノ」ではなく「事:コト」ビジネス。

なかなか物が売れないこの時代にあった、昔からあるコトビジネスでした。

ワカサギをフライにして食べるのが目的の人は魚屋で買って下さい。その方が圧倒的に安いです。

隣接するたっぷの湯は温泉施設ですが、圧倒的にTATTOOがNGですのでTATTOO入りの方は事前に家族風呂の予約をお勧めします。+¥1500でした。

入浴中だろうと追い出されるので注意!!

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