仕事柄、海外に荷物を送ります。
中国の縫製工場や、加工工場と仕事をする事が多いため、「サンプルを海外工場に直送する」場面が多々あります。前回記事では
「札幌からの海外発送は、はっきり言ってEMS以外の選択をする理由が無い。」
と断言したのですが、海外輸送を得意とする友人よりあっさりと
「国際eパケットはよ?」とコメント頂いたので、焦って深掘りしてみます。
前回記事はこちら↓
札幌から海外に荷物を送るベストな方法
今回も同じ様な悩みを抱えた読者の皆様のお役に立てれば幸いです!
※後述 国際eパケットが廃止になりました、、
残念なことに、2023年9月30日をもちまして廃止になってます!
今後は同等のサービスである、書留とする小形包装物(航空扱い)をご利用ください。↓
出典:郵便局
国際eパケットとは何か?
小形包装物(航空扱い)を最大重量2kgまで送ることができる=国際eパケット
小形小包(航空扱い)2kg以上の貨物も最速で届けられる=EMS
どちらも日本郵政のサービスです。
・2kgまでの小形物品をEMS(国際スピード郵便)より安く送ることができます。
出典:日本郵政HPより
・航空便扱いとなります。
・一部の国で追跡ができるほか、6000円を限度に補償もあります。
こ、、これは、、小さいものなら国際eパケットが有利か??
はたして何日かかる?
前回同様に比較検討してみます。シャツのサンプルを送るとして、、、
<送り先> 中国 広東省広州市/China Guangzhouに <発送元> 日本 北海道札幌市から <シャツ1枚分を目安に> 約33cm×25cm×3cm=61cm 0.4kg
・EMS=約5日
・国際eパケット=約8日
ここは流石にEMSの方が早い!
出典:日本郵政HPより
でも追跡は出来ないんでしょう?
追跡は出来ないんだろうな〜ロストしたら嫌なんだよな(船便で経験あり)と思って調べていたらなんと、、国際eパケットも追跡できる。できるけどちょっと不安な一文が、、
何よ?一部の国って、、?HPに全く載ってないのでカスタマーサービスに確認しました所、
国別の追跡可否の一覧は存在しないとの事。。
なんでよ?
↓こちらのページから出荷の国別に出荷前に追跡できるか確認した方が良さそうです。
出典:送る国別の条件を調べる
ザッとみた所、結構追跡も出来そうな感じ。
追跡を重視する方はEMSの方が確実でしょうね。
肝心の送料はいくら?
そして最後に送料です。や、、安い、、こんなに安い。
下手したら道外に荷物出す国内便より、全然安い、、
この安さは衝撃的です。
出典:日本郵政HPより
↓まとめるとこれが一番分かりやすいかと、、
結論
札幌からの海外発送は時間に余裕を持って国際eパケットを普段使いが吉。
EMSも決して悪く無い。サイズ感、急ぎの状況によっては十分使えますが、、、
最安は国際eパケットです。
安い。安すぎる。サイズ、重量制限がハマって配送期間さえ条件と合えば
DHLの10分の1!恐ろしい価格差!
時間に余裕をもって国際eパケットでやりとりしていくのが今後のスタンダードになりそうです。
他社との比較表を再度UP DATEしておきました。地方からは日本郵政一強には変わりなしです。
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