六花亭が北海道で愛される5つの理由

デザインとアート

六花亭をご存知でしょうか?

言わずと知れた、北海道帯広市に本社のあるお菓子の会社。六花亭。マルセイバターサンドがあまりにも有名です。六花亭が地元北海道で愛されすぎる理由をまとめてみました。

出典 六花亭公式HPより

美味い。圧倒的に美味い。

まずはなんと言ってもここに尽きる。美味い。美味すぎる。そして独創的。他ではあまりお目にかかれない焼き菓子やチョコレート菓子の数々。。最初に食べた時は衝撃的でした。

コンビニのお菓子とは全く違うレベル。みんな夢中になるのも頷けます。

買いやすい価格帯と北海道内に特化した店舗展開

もちろん、コンビニで売っているお菓子よりは高いのですが、比較的買いやすい価格帯も人気の秘密です。(例:マルセイバターサンド 4個入り ¥520)

また、その店舗展開に特徴があります。
帯広地区:16店舗/札幌地区及び札幌近郊:39店舗/釧路地区:4店舗/函館地区:4店舗/旭川・富良野地区:5店舗 北海道内のみに68店舗

と徹底した地域密着ドミナント戦略(近場に出店していく事で効率を上げる戦略)です。

地元の人はいつでも買いやすく、道外から訪れた人は希少と感じる、まさに観光都市での商売の理想的戦略。経営思想が美しいですね。

少し懐かしく、美しい外装

お菓子自体も美しいのですが、外装、パッケージも素晴らしく美しいです。少し懐かしい感じも残しつつ、歴史を感じる普遍的な美しさ。手に取ったら嬉しい気持ちになります。デザインのパワーを感じます。

1977年5月 14日東大寺管長・清水公照老師命名で社名を『六花亭』に商号変更社名変更記念菓子『マルセイバターサンド』を発売

1961年10月坂本直行氏が描いた北海道の山野草を使った花柄包装紙が完成

出典 六花亭公式HPより

直営店の美しさ、サービスの充実

直営店の建築デザインがめちゃめちゃ良いんですよね。

店舗での見せ方、見え方にも非常にこだわりを感じます。店によっては喫茶店を併設していたり、お茶は無料サービスで買ったお菓子をそのまま店頭で食せたり、、

帯広本店


小樽運河店

出典 六花亭公式HPより



帯広の本店には「お得意様用のラウンジ」や「画廊」も併設し、アートやデザインにも理解が深いことがよく分かります。

また、店ごとにオリジナルのメニューがあったりと、個々のお店でさまざまな特色があります。

地域貢献度が高い

六花亭はお菓子を売っているだけではございません。アートビレッジやコンサートホール施設を作り、自ら企画&運営しています。ヤバいです。ただのお菓子屋じゃないです。アートへの造紙が深すぎます。。

ふきのとうホール


六花亭アートヴィレッジ 中札内美術村

出典 六花亭公式HPより

結論

今日も六花亭のお菓子は美しく、美味しい

最強です。六花亭。調べれば調べるほどスキ無し。地元企業として北海道民が誇りに思う気持ちが分かります。

創業1933年という90年以上もやっている事業でこれだけ新しく見え続けるのは大変な企業努力と経営手腕だと思います。

人の趣向の移り変わりがますます加速している昨今、このようにトレンドに流され過ぎず、普遍的な正しさ、美しさを求めていくことが重要ですね。

書いてて完璧すぎてだんだん腹たってきました、、笑 

著者の好きな北海道神宮内にあるお店では「判官さま」という店頭で焼いてくれる焼き餅があるのですが、それ、ものすごく美味しいのでお近くに行った際は是非お試しください。

※昔は無料で配ってた様です。心無い観光客の方が大量にオーダーするのでお金を取る様になりました。マナーを守って楽しみましょう。

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