札幌NO.1クラブ キングムーは古代遺跡なのか?

デザインとアート

キングムーって何?

歓楽街すすきのに鎮座する巨大クラブです。CLUB。DJやライブを行う場所で、綺麗なお姉さんのいるクラブではありません。常に大型のイベントを行う「巨大なダンスクラブ」です。

北日本最大のナイトエンターテインメントスポットとして北海道の夜間観光を盛り上げるスポットのひとつです。

何をもってNO.1か?

コロナ禍以前は年間25万人を超えるお客さんが来場するスポットになっていました。

最大収容人数1000人。テーマの異なる3つのフロアには、最新鋭の音響・照明システムを導入し、EDMをはじめTOP40、レゲエ&ヒップホップ、オールミックス、ハウスミュージックなどさまざまなジャンルの音楽を満喫できます。 

要するに「人が圧倒的にたくさん出入りしている」という意味でのNO.1になります。

まず、その外観

さすがテーマパーク型ダンスクラブ!

やばいです。いきなり遺跡のような建造物。これ、もう遺跡でしょう?

キングムーの歴史を紐解くと

・1991年にディスコとしてオープンした建物で、バブル期を駆け抜けた後にクラブに変更

・もともとは北開観光が建設して営業していたが、バブル後に固定資産税等の公租公課滞納で札幌市や大蔵省が差し押さえ


・1997年4月にたくぎん抵当証券が競売を申し立て、2000年に有限会社シュピールが落札


・2008年頃閉店。


2014年12月、東京の不動産会社三新(台東区)が約2億円で取得

・2015年4月30日、新たなテーマパーク型ダンスクラブ「KING∞XMHU」(キングムー)として復活。

うん、遺跡では無いですね。バブル時代の遺跡でした。

「ムー」は古代のムー大陸から来てることが判明

調べていたところ古代のムー大陸をモチーフにした建物ということが判明しました。

         

ムー大陸とは、かつて太平洋の南中央部に存在したが天変地異により水没した、とされる大陸。現在では、複数の海底探査結果によってその存在は学術的に否定されている。

出典 wikipediaより

そんな空想上の大陸をどうやってデザインに落とし込んでいるのか!?を調査して来ました。

中をご覧ください。

古代アステカ文明の民族衣装によく似てます(メキシコあたり)
ステージ上部はおそらくTIKIモチーフ
これがTIKI    ポリネシアの神様TIKI は日本で言う地蔵みたいなもんです。
これ、アステカ文明の鷲の戦士ですね。(メキシコ)
古代アステカ文明でも、現在のメキシコ国旗にも入っている国鳥の鷲モチーフ
おそらくメキシカンスカルのイメージですね。
完全にシュガースカル(メキシコ)

フロアの床は、、

アステカ、マヤ文明あたりの太陽石モチーフか?(メキシコ)

これらのデザイン性をまとめるとムー大陸のあったとされるポリネシア系のデザイン性は弱く、むしろ古代メキシコのマヤ文明やアステカ文明のデザインを強く打ち出しています。

結論

古代メキシコ風のバブル時代の遺跡だが、札幌NO.1クラブだった。

ずっと思ってました。メキシコっぽいと。今回検証してみてやはり、ほぼメキシコでした。だけどそんな事はどうでも良いんです。これを書いている2022年現在はコロナの影響で、エンタメ業界が苦境に立たされています。

みんなが国籍や年齢や立場など気にせずクラブやライブに行き、音楽を楽しむ。そんな日本にしていくのが明るい日本の未来の第一歩な気がします。

今回ムー大陸のことを調べていたら、スーパーミステリー・マガジン「ムー」に行き着き、アクセサリーブランドとコラボして衝撃的なもの作ってました。悔しいくらい素晴らしい出来で震えました。

出典 gargle onlineより

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