寒冷地 冬帽子の正解 その1

ファッション

冬の帽子は、なんでも良い訳では無い。

いや、ファッションなので極論「好きなもの被ったら良い」のですが、本日は日々研究している寒冷地の冬場で適正な帽子とは何か?を考察します。

筆者
筆者

適正は被る人の生活のシュチュエーションが非常に重要になってきます。

・都市部で生活しているのか?

・郊外で生活しているのか?

・車で移動か?

・被ったり脱いだりするか?

・アウトドアシーンで使うのか?

・肉体労働時に使うのか?

・降雪時に被って移動するか?

ここでの適正は一番大多数を占める

「都市部〜少し郊外で生活しながら車も地下鉄も乗り、脱いだり被ったり頻繁にしつつ、多少の降雪時にも問題ない」

という人たちを適正の前提とします。

実用性や機能性、組み合わせのし易さをベースにもちろん「オシャレでいれる事」も重要なのでその基準で選んでみました。

前提として(着用時)

大多数の寒冷地の人は屋外で降雪を感じると、合繊の(ナイロンやポリエステル系の総称)フード付き中綿orダウン系ジャケットを着用していて傘をささずにフードを被ります。

・両手が空くので路面が滑った際に体勢を整えやすい

・雪質にもよるが、雪では服があまり濡れない(特に合繊の場合)


という事を体で覚えている為、自然にそのようなアクションになります。

筆者
筆者

よって「フードを被る時邪魔にならない事」も重要になってきます。

これを前提にお話ししていきます。

前提として(シーズン)

そもそも帽子にも服と一緒で「シーズン」があります。

具体的には

春・夏用/ストローハットなど草系、麻系

秋・冬用/フェルト、ニット、ウール、毛皮、レザー系

通期用/綿系、合繊系(ナイロン、ポリエステルなど)

時々真冬に麦わらのハットや、真夏にウールのベレーを被っている方がいるのですが、つい忘れがちなので気をつけたい所です。(一般論なので基本、ファッションは好きにすれば良いと思っていますが。)

・真夏にダウンジャケット
・真冬にハーフパンツ
・雪山で水着

と同じ感覚です。見た人に少し違和感を抱かせます。今回はその中の秋・特に冬用にフォーカスして考えています。

寒冷地の冬にNGな帽子

これらの前提を踏まえて、まずは寒冷地の冬にNGと思われる帽子です。

※ファッション的にNGという意味では無いです。個人的にはすごく好きなのですが寒冷地の冬場では「向いていない」そんな冬帽子がこちら。

ツバ広の中折れウール系ハット

被るだけでスタイルの決まるオシャレなアイテム、意外と服を選ばない自由度もあり、大好きなアイテムです。

ロンドンなんかの降雪量の少ない冬がある地域ですとすごくハマると思うのですが、降雪量の多い寒冷地の冬にははっきり言って向いてません。

その理由

・冬場は突風が吹く事が多く、風に煽られ飛んでいく。

・前述した様にジャケットのフードが被れない。

・生地が雪を弾かないため、降雪で染み込んでベチャベチャになる。

・脱いだ時に型崩れしない様に扱うため邪魔になる。

・車に乗り降りする際にツバが天井や縁に当たって邪魔。

筆者
筆者

悲しいかな、寒冷地での冬場のハットは「全く向いていません」

実はNGじゃないかと思っている帽子

ニットキャップ

賛否両論あるとは思いますが、著者は冬場によく見かける「ニットキャップ」も本当はNG帽子なのではないかと考えています。(特に都市部では)

頭にぴったりフィットしてニットで暖かく、ジャケットのフードもそのまま被れて便利な、冬の帽子の定番的なアイテムとして誰しもが信じて疑わない「ニットキャップ」果たして本当でしょうか?

最近は浅めが人気です。

その理由

・どんどんズレてくる。品質の良いものほど頭にフィットして髪で滑りズレる。

・生地が雪を弾かないため、降雪で染み込んでベチャベチャになる。

・一度被ると最後。締め付けで髪型がぐっちゃぐちゃになる為、帰宅時まで脱げない。
(素材がフリースとかだとまた別ですね)

・脱げないので熱がこもり、飲食店などに入った際に室内で頭が汗だくに。でも脱げない。髪ぐちゃぐちゃなので。

・汗だくでびしょびしょになる。

筆者
筆者

誰でも似合いますよ?みたいな顔して、実はくせものがニットキャップです。

一日中野外で活動する場合は良いのかもしれませんが、髪が本当にぐちゃぐちゃになって恥ずかしいし、なかなか難しいアイテムです。

悲しいかな、寒冷地都市部での冬場のニットキャップは「実はあまり向いていません」

すこし長くなりましたので次回へ続きます。

次回 <寒冷地 冬帽子の正解 その2>はこちら

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