前回まではNGな帽子をご紹介してきました。
前回記事↓
寒冷地 冬帽子の正解 その1
第2回となる今回はこれは寒冷地の冬に使えるという「正解の帽子」をご紹介します。
寒冷地の冬に正解の帽子 その1
「合繊(ナイロンやポリエステル等の化学繊維の総称)のつば付きキャップ」
出来れば有名なGORE-TEXなど機能が付いてるとなお良いのですが、合繊のつば付きキャップはかなり使い勝手が良いです。
出典 DESCENTE 公式STOREより
正解の理由
・ジャケットのフードもそのまま被れて便利。降雪時につばが「雪除け」になり、目に雪が入るのを防げる。
・生地が合繊で雪を弾く。
・暴風でもフィット感を調整して飛びづらく、前後を逆に被ればほぼ飛んで行かない。
・フィット感を調整できて髪型がぐっちゃぐちゃになりずらいので、屋内や電車内に入った場合すぐ脱ぐ事が出来る。
・脱いだ際の持ち運びも便利
最初にアウトドアブランドが始めた「合繊のつば付きキャップ」は非常に使い勝手の良いアイテムです。冬だけではなく、通年で使用できます。被っても脱いでもよし。
唯一の難点は、アウトドアテイストの物が多いので、私服のテイストと全く合わない場合が有る位でしょうか。
寒冷地の冬に正解の帽子 その2
「合繊の耳当て付きキャップ」
耳当て付きのキャップシリーズは色々な物が存在しますが、合繊の耳当て付きキャップも冬場にはかなり使い勝手が良いアイテムです。
ここで言う合繊の耳当て付きキャップとは俗に言う「ロシア帽」とは少し違います。その違いを説明します。
一般的にロシア帽と呼ばれている帽子はフロント部分めくれ上がっていて、帽体に固定されています。
また、ファーの毛足も比較的長い物が多く、ファー面積が多いため雪が付着しやすいです。
ボリュームもかなりあり、このままフードを被ったりすることは出来ません。
このロシア帽の要素とFILSONなどに代表される「ハンティング系キャップ」の要素を足して進化させたキャップが存在しています。
これが筆者の言う
「合繊の耳当て付きキャップ」になります。
出典 THE NORTH FACE ブランドサイトより
出典 OVER オフィシャルストアより
正解の理由
・ジャケットのフードもそのまま被れて便利。
・降雪時につばが「雪除け」になり、目に雪が入るのを防げる。
・生地が合繊で雪を弾く。また、ファーの毛足も短く雪が付きづらい。
・つば先に調整できる芯が入っていて晴天時はつばを上げ、降雪時には雪除けとして使うという
調節が出来る。
・フィット感を調整できて髪型がぐっちゃぐちゃになりずらいので屋内や電車内ですぐ脱ぐ事が
出来る。
・耳当てが暖かく、熱くなってきたらすぐにめくり上げる事が出来る。
・脱いだ際の持ち運びも便利
「合繊の耳当て付きキャップ」も非常に使い勝手の良いアイテムです。通年では使用できませんが長い冬場はかなり重宝します。
結論
寒冷地では「合繊のつば付き・耳当て付きキャップ」の2つを持っていれば事足りる。
色々試してみたいタイプなのでもちろんそんなわけにはいかないですが、この2種類あれば困ることはありません。
もし観光や旅行なので来られる方がいたら参考にして頂ければと思います。
※地元のローカルはこんな事全く関係なく、つば広のハットを雪でビシャビシャにしながら寒いのにビリビリのジーパン履いてオシャレを楽しんでいます。
それもまたファッション。みな自由に楽しみましょう。
移住当初は「ベストオブ冬帽子」を探しまくっていました。 そのなかでバラクラバ(目ざし帽)を発見し、街中で被っていたらただの不審者に見られたのですが、時代の流れは恐ろしく皆がマスク着用が普通になると街でも全く浮きません。 街から不審者がいなくなりました。 でも、このスタイルが浮かないってどんな世界よ?とも思います。
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