旭川ってここ
北海道旭川市。札幌から車で約2時間半、漫画:ゴールデンカムイでもお馴染み。
アイヌの聖地「カムイコタン」からほど近い都市、、旭川市。
北海道のまん中、広大な大雪山国立公園の麓に位置する旭川は、豊かな森に囲まれ、木工業にとって大変恵まれた環境にあります。
そんな旭川市の主要な産業の一つで有名なのが、土地の特性を生かした
「旭川家具」
があるのですが、、
ひとくくりに旭川の「木工」と言っても多様なものがあるっ!!
旭川を代表する家具の観光拠点はここ↓
【ASAHIKAWA DESIGN CENTER】
出典:ASAHIKAWA DESING CENTER HP
旭川家具・クラフトを買って、学んで、体験する。デザイン都市・旭川の産業観光拠点。
「一生もの」の家具から、旭川観光のお土産まで、約1,200点の家具・クラフトを販売。2023年4月、旭川家具の歴史、技術、デザインに関するミュージアム、ギャラリー、体験工房が新たに誕生しました。
旭川に突撃すると家具だけではなく、様々な木工デザインとの出会いがありました。
札幌市在住で洋服のデザインを生業としている筆者は日頃からアイヌ、北方民族の木彫りや北海道の民藝木彫り文化を考察しています。
そんな筆者が「旭川の木工製品」のデザインを深掘りする今回は、、
・家具といえば北欧デザインでしょう?というハイセンスな方
・木彫りのぬくもりに目のない方から
・アニマルスツールLoverの方まで
初めて訪問する際のチェックポイントの参考に、はたまた旭川観光の参考にでもなれば幸いです。
まずは家具
旭川の木工と聞いて、まずピンッ! とくるのは家具。
旭川家具工業協同組合には、旭川地域の家具やクラフトのメーカー41社が加盟しており、多様性に富んだ様々なスタイルの家具やクラフトを製造しています。
ANIMAL STOOLシリーズ
出典:TAKUMI KOHGEI
このスツール、ムチャクチャカワイイんですけど、、w
そして熊
そして北海道全土でよく見られる木彫り熊の出現率も当然高く、旭川の作家さんやアイヌの木彫りの作品も多数存在します!
カワイイ熊、怖い熊、色々いますね〜
熊祭り!
創立100年を超える歴史のある、川村カ子ト(かねと)アイヌ記念館に大量の熊の木彫りが!
アイヌアート作品
引き続き、川村カ子ト(かねと)アイヌ記念館には、、
出ましたっ!
アイヌを代表する彫刻家:砂澤ビッキ氏の作品が鎮座しています。
過去記事はこちら↓
荒ぶる開拓魂の彫刻家 砂澤ビッキに触れる
うーん、、素晴らしいっ!
もう、完全に卑猥です。w
砂澤ビッキ氏はアイヌの長老モチーフも数多く残しています。
インテリア系から〜
家具やアート作品、民藝だけではなく旭川木工作品の中にはこんなモダンなインテリアも販売されています。
ツリー!確かに、、かなりミニマルでモダンな木工作品!
このTreeに後付けのTop starを付けると、、「クリスマスツリー」にも早変わりっ!これはオシャレですね。
Tree
出典:woodworkより
Top star (ゴールド)
アウトドア用品まで
家具や木彫りだけに留まらず、アウトドアギアの世界まで、旭川の木工は幅を広げています。
このランタン用のシェードも木工製品!?使用時に光の綺麗な陰影が楽しめそうですね〜
WWW_GOALSHADE_TYPE1
出典:whatwewant.より
WWW_KUMIKOSHADE_TYPE1
「WWW_KUMIKOSHADE_TYPE1」はかなりの人気でなんと「抽選販売」の形式をとっていますっ!
※ファクトリーにはショールームを併設されていますが、人気の商品は店頭でも購入出来なそうなのでご注意ください〜↓
結論
旭川の木工デザインは非常に幅広い!
「木工」と聞くと
・家具などインテリア系?
・民芸品?
・子供のおもちゃ?
・なんか古臭い?ほっこりしたイメージ?
などと考えがちですが、現代の木工製品は一味違う。
モダンなデザインや、新しさを感じるものが溢れていました!
昔のスタイルのものや、木彫り、アートも当然美しいのですが、そことは違う現代の住宅事情やライフスタイルに合わせた
「美しい木工製品」が散見されました。
旭川を訪れた際はぜひこの辺の一味違う木工製品を手に取って、そのデザイン性の高さを楽しんでみてください〜
旭川は豪雪地帯!北海道の中でもかなり寒いエリアです。 冬場に訪れる際はきっちり防寒していかないと、夜の外歩きをした際に凍え死ぬのでご注意ください!
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