ビール屋さんのPOPデザインが秀逸だった。

デザインとアート

札幌にあるオシャレなビアセラー

一見オシャレなカフェ!?って感じの外観。その正体は「輸入クラフトビールを売るお店」

本来、業販向けの輸入ビール屋さんが一般の人向けに始めたお店です。

そんな札幌にあるBEER CELLAR SAPPOROさんに突撃です。

wood調がオシャレ!

札幌中心部から歩いて行けるビール天国へようこそ。自社輸入のオレゴン州産ビール&サイダーのほか、国内で話題のブルワリーの樽も取り寄せています。

その場で飲んだり、缶・ボトルを買ったり、自由にビールをお楽しみください。

グラウラー量り売りもやっています。フードの持ち込みもOK!

出典:beer-cellar-sapporo公式HPより

当然美味しい。

品揃えも抜群でラベルも可愛い。ポートランド(USA)のクラフトビールメーカーを中心とした品揃え。

当然ですが、「味もいい。」



それぞれに特徴のあるビールがずらりと勢揃い。これは、、、

飲まさるわ〜(北海道弁で沢山飲んでしまうという意味)

嬉しい持ち込み自由スタイル!

BEER CELLAR SAPPOROは本業はクラフトビールの輸入卸問屋。
このお店は酒屋の角打ちという建て付けのため、食品やつまみの持ち込み自由なスタイル!

近所のやきとり屋でお持ち帰りして呑んでも自由!コンビニのお弁当を持って行っても自由!

聞いたところによると店からUber Eatsで配達を依頼する猛者もいるとか、、、
それはちょっとヤリズライかもしれません。w

出典:Uber Eatsより

あれ?これ手書きですか?

オシャレなビールのPOPがあるなー!と。スタッフの方にお聞きすると、
「全部ポスカで手書きで描いている」のだそう。マジすか!?



テイストに合わせてフォントも工夫が、、!
色使いもカラフルでかわいい。


これ、優れたPOPデザインでもあり、サインアートでもある。

本来は商業的にお客さんに宣伝するためのプロモーション。
もっと無機質でも成り立つ所を、店の雰囲気と遊び心に合わせて楽しさを見せている。

この看板が店の個性や魅力を高めてるなぁ〜

POP広告(ポップこうこく)とは、「Point opurchase advertising」(購買時点広告)の頭文字から取った略語で、主に小売店の店頭プロモーションとして展開される広告媒体である。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

結論

クラフトビールの価値を店舗デザイン全体でより押し上げている。

クラフトビールは国内メーカーのビールと比べると安いものではありません。

<普通の国内ビール>
350ml:¥200〜¥300位。

<BEER CELLAR SAPPOROのクラフトビール>
350ml:¥450〜¥650以上も。

様するに「1.5倍〜2倍位高い。」です。 
そんな価格差を感じさせない商品のクオリティ&店全体のデザイン設計。

ここでビールを飲む時間の価値がその値段以上にあると感じます。
カフェみたいにも使えて面白い。普段使いにかこつけて昼間っからビールのもっと。

営業時間も個性的です。
Monday - Friday | 15:00 - 21:00
Saturday & Sunday | 12:00 - 21:00

と早い時間から使えつつ、アルコールを出す店にしては早い21:00閉店。

お店側の「こういうふうに使って欲しい」という意思が垣間見えますね。

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