北海道の高速、上りと下りが良く分からない件を解決する。

寒冷地生活スタイル
ふと思ったんですが、、

北海道の高速道路を走行していてふと変な感覚に陥りました。

「北海道の高速道路の上り、下りってどこ基準なのよ??」

本州ですと上り車線→東京に向かう方向 下り車線→東京から離れる方向 ですが、北海道だとどうなっているんでしょうか??どこに向かっているのが「上り」なんでしょう?

道内の大きい都市起点なら札幌か?もしくは東京方面起点なら函館?

特に北海道を横に跨ぐ道東自動車道なんか横に走っているので上りも下りもないような気もしますが、考えていてもさっぱり分かりません。。

仮説

「本州とは海を隔てているので、北海道は札幌を起点としているのではないか?」

これが筆者がたてた仮説です。なので札幌から函館に向かう方向は下り。

分かりやすく地図で解説してみます。

見つけた

北海道の高速道路のことなので「高速道路の管轄であるNEXCO東日本に問い合わせるのが一番確実」だな。と思い問い合わせ窓口を調べていたところ、同じような質問している人がいました。

やっぱり気になる人いるんだな、、

質問

高速道路の上りと下り、起点と終点の定義を教えてください。

回答

高速道路の始まりの地点を「起点」、終わりの地点を「終点」とし、「上り」は起点に向かっていくこと、「下り」はその逆の終点に向かっていくことを言います。

この起点と終点は、高速道路の路線名を指定する際に重要な経過地とともに、法律で決められています。

大正時代の国道は「東京市より○○府県庁所在地○○に達する路線」とされていたため、全ての起点は東京(日本橋につくられた道路元標)であったため、一部例外はありますが、高速道路も大まかに言えば東京に向かう方向が上り線と、その名残をとどめています。

なお、当社管内にある北海道の道央自動車道札幌ICから南(函館)方面にある大沼公園ICへ向かう場合、札幌方面へ向かうほうが上り線ではなく、東京方面に向かうため、上り線となります。

出典:NEXCO東日本 どらぷらより
要するにこういう事

全然札幌起点じゃなかったです。むしろ、函館が北海道の最南端の大きな都市で、起点になっているといっても過言ではない、、(本当は東京起点だけど)

これが正しい北海道の上下線の考え方

結論

北海道だろうと東京が起点なので東京方面に向かっていたら上り線と法律で決まっている。

北海道って

・海峡挟んでるから
・島だから
・東京から遠く離れているから
・利便性を考えて


上り下りの本州のルールが適用されていないかと思いましたが、全然そんなことは無く、全国共通の考え方として法律で定められていました。

そうですよね、江戸幕府が開墾してるんだからそのルールですよね。失礼しました。

ちなみに走ってて不思議に感じる時あるのですが、

「札樽自動車道は札幌JCT⇒小樽ICが上り線、小樽IC⇒札幌JCTが下り線となっています。」

これは小樽の方が札幌より西に位置し、東京に近い事からこうなっていることが判明しました。こんなマニアックな情報、誰か求めているのだろうか、、?

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