雪道でバイクに乗らなけばいけない理由を考える。

寒冷地生活スタイル

時々目撃する、雪道でもバイクに乗っている人たち

冬になると寒冷地では雪道になり、その路面状態はまちまち。

そんな中でも一定数バイクに乗っている人たちが存在します。そのほとんどは小型のカブ系ですが、、

今日はなぜ今、この路面状態の中バイクに乗るのか?を考えます。


こんなガチガチの雪道の中、、マジですか??

冬の北海道は悪路です

筆者の住む北海道は冬場の路面状態は非常に悪いです。わかりやすく言うと

・圧雪

・アイスバーン

・雪のわだち

など、徒歩でもフラフラ、ツルッとする路面状態。(路面状態の考察は↓こちら)
冬の寒冷地 危険路面9選

なぜ?どうやって?この悪路を爆走しているのでしょうか??

2輪でどうやって走っているのか?

防寒はもちろん重ね着でバッチリ。電熱線入りのヒーター服も着用している様です。

そして全く知らなかったのですが、「バイク用スパイク&スノータイヤ」が存在します!
これは驚きです。雪道ではこのどちらかを履いて走行しているという事ですね、、

↓購入者のレビューがこちら

このタイヤで北海道の冬ツーリング850kmを走りました。除雪された平滑な凍結路を直進する分には大変威力を発揮してくれますが、斜め方向にスパイクが無い為かコーナリングは苦手な感じで、轍にハマると簡単にグリップを失います。

それと、他の方も書かれてますが、凍結してない普通の路面ではかなりハンドリングに癖が出るうえ、縦溝舗装ではかなり振られますので、慣れるまでは殊更気をつけて走らなければなりません。

満点の性能ではありませんが、ノーマルタイヤでは走れない雪道、凍結路をなんとか走れるようになりますし、北海道冬ツーリングの大きな助けになってくれました。
過信せず、安全運転で使えば十分な性能だと思います。

出典:AMAZONレビューより

さすがの冬タイヤですが、やはり滑る時は滑るし、悪路にタイヤを取られて転ぶこともあるのが分かります。

なぜ冬季に乗らなければいけないのか?

全く理解できなかったのが、「なぜ?今??」です。よくあるのは郵便配達員の方は真冬の積雪時も赤いカブで配達していますが、、予想されるのは

・バイク便などの仕事系
・お母さんが危篤で病院に向かっている


など、やむを得ない事情で雪道をバイクで走っているのかと思っていたのですが、、

郵便配達は頑張っていますが


冬タイヤのコメントを見ていて解決のキーワードを発見しました!

ん?「冬ツーリング」!?な、なんですか!?それっ!??

冬ツーリングという概念がある。

初めて知ったのですが雪道をものともしない「冬ツーリング」という遊び方がありました。

これはすごい、、例えるならば

・寒中水泳

・冬キャンプ

・雪中テントサウナ

・寒中サーフィン

・冬にアヴァント(凍った湖に穴をあけてサウナ後に水風呂代わりにする文化。ちょっと違うか?)

などかなりの上級者のハードな外遊び。バイク中毒で冬でもバイクに乗りたい方が到達する
究極のツーリングなのか??

出典:ゆーいんの冒険奇行

そりゃ、時々コケますよね、、

結論

日本にもいろんな人がいる。

寒かろうと、危険だろうと冬にバイクに乗りたい人がいる。毎日バイクに乗りたくてたまらない。

そんな人たちが冬場には「冬ツーリング」を行なっているため、冬場でもライダーをよく見かけることが分かりました。

ましてや筆者の住む北海道はライダー天国。冬でも雪でも本州からフェリーにバイクを載せて
渡ってきてツーリングを楽しまれている様です。

皆様くれぐれもご安全にお楽しみください。

北海道のバイク乗りの方で多いタイプは
夏場・・・中、大型バイクでツーリング楽しむ。
冬場・・・メンテナンスや保管期間

な事がほとんどのスタイルだと思いますが、モトクロス系の方は季節問わず山で遊んでいる事は知られています。

この延長に冬ツーリングがあるのでしょう。中々ハードな世界ですね。

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