寒冷地で春になると
寒冷地では毎年春になると冬の靴から春の靴に切り替えるタイミングが到来します。
切り替えのタイミングはこちらを参照↓
「寒冷地 冬靴と春靴の切り替えタイミングの正解」
春の靴を準備していました所、お気に入りの「J.M.WESTON/ジェーエムウエストン・ゴルフ」の靴底が減っている、、かつ、傷も気になります。
これでは素敵な春が迎えられません。早速メンテナンスをする事にしました。
まずは底を張り替える
踵の減りとつま先の減りが少し気になります。極端に靴底の減った革靴は貧乏臭く見えますので細心の注意を払います。
実際に貧乏でも革靴のメンテナンスだけは怠ってはいけません。
自分で靴底を張り替える事は出来ませんのでどこの町にもあるお直しや「ミスターミニット」さんに突撃です。
ベルギーの石畳の街から、日本に上陸して約50年。ミスターミニットはお客様のモノを大切に使っていく気持ちを大切に考えています。
出典 ミスターミニットについて ミスターミニット公式HP
店頭に靴を持って行き、早速靴底の張り替えの相談をします。そこで衝撃の事実が、、
「J.M.WESTON/ジェーエムウエストン・ゴルフ」はラバー底なのですが、同じラバー底が用意出来ない為、底の形状も色も変わるお直ししかできないとの事。!?
マジすか?靴底とはいえ、この直しでは全然別物じゃん、、このオリジナルソールのパターンがいいんじゃん?よく見たらJ.Mになってんじゃん?
ちょっと修理の仕方に納得できない為、撤収です。
メーカーに出すしかないのか?
オールソール(底を全て取り替える)する場合はメーカー(日本だと代理店。J.M.WESTONはフランス製)に出すしかないのでしょうか?メーカーのサイトで調べたら
・ヒールの交換¥7.150〜
・オールソール¥33.000〜
もしやがります。(口が悪く失礼しました。)
安い革靴買えますね。しかも1〜2ヶ月もかかる。これ本国に送って直すのですが、オールソールするほど傷んではいないんだよなぁ、、これは最後の手段になりそうです。
リペアメニューおよびプライス
出典 J.M.WESTON公式サイトより
名店があるのを思い出しました。
東京時代に時々行っていた、青山の革靴みがき、修理の名店/Brift H(ブリフトアッシュ)さんの札幌支店があるのを思い出しました。早速相談に突撃です。
早速靴を見てもらった所、「あ〜これまだそんな減ってないから補修しなくて良いですね〜」との事。な、なぬ?あ、そうですか。
また、補修の際はまず減った箇所に補修材を埋めて高く盛る方法で補修が可能な為、パーツごと取り替えなくて良いとの事。全く言われる事が違う。こんなに違いますか?
歯医者の治療法ぐらい違う。美容室と床屋ぐらい違う。(主観です)
向こうも商売なのに「まだ修理の段階ではないから」何も取らずに筆者をそのまま帰す。商売っ気が無さそうで実はメチャメチャ響いてます。私に。
次回ここに直接持ってこようと思ってますもの。うーん勉強になりますね。
本体の傷を埋めながら磨く。
靴底の補修は今回は不要になりましたので、靴本体の磨きは自分で行います。
まずは靴墨で傷を埋めて、その後オイルを入れ、最後にブラッシングして拭き上げます。
結論
革靴のメンテナンスには頼りになるお店が近くにあると良い。
スニーカーと違い革靴はメンテナンスしながら長く履き続ける事が可能で、そのような履き方が好きです。
メンテナンスの時に気になった点を相談出来るプロの店が近くにあるとより安心で長く履き続けられます。
大きい街には時々ある、個人経営の靴のお直し屋さんで少しのメンテナンスから試してみるとそういうお店が見つかるかもしれませんね。
今回は大手チェーンと個店の違いをすごく感じました。大手チェーンは当然安価で補修が出来て、早い。 個店はその分少し値段と時間が掛かるが、丁寧。 どちらが良い悪いでは無く、状況によって使い分けても良いかもしれません。でも、筆者は履き捨てタイプの革靴は持ってないので丁寧な方が相性が良さそうですね。
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